2016年4月 - 2018年3月
血液循環停止に起因する組織中の生理活性物質量の経時変化と法医診断への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
遺体中の幹細胞は再生医療や法医診断に有用かもしれないが、その特性は不明な点が多い。脂肪由来間葉系幹細胞 (脂肪幹細胞) は多分化能を持ち、また低酸素環境でも比較的長期間生存可能であることが報告されている。そこで、本研究ではヒト遺体中の脂肪幹細胞は採取、培養可能かどうかを確認することを目的とした。腋窩脂肪組織を法医解剖時に採取し、酵素処理を加えることで脂肪幹細胞を含む細胞群を単離した。この細胞を培養し、増殖させた後、特性解析を行った。
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- 課題番号 : 16K19303
- 体系的課題番号 : JP16K19303
この研究課題の成果一覧
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論文
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Journal of forensic and legal medicine 69 101875-101875 2019年10月16日 査読有り筆頭著者責任著者
書籍等出版物
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Research Features 2022年5月11日