2012年8月
入院中の統合失調症患者の作業療法に対する認知の変化に関する検討
昭和大学保健医療学雑誌
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 号
- 10
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 44
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 昭和大学保健医療学部
作業療法に参加している入院統合失調症患者188名を対象に、「作業療法に対するイメージ」の調査を6ヵ月間隔で2回行い、2回とも回答した71名の中から特徴的なイメージをもっている23名を抽出し、そのイメージの要因を探るために個別インタビューを行った。結果、作業療法に対してポジティブなイメージをもっている患者では、病状が安定しており、穏やかで普段からポジティブイメージを想像させる言動が多かった。一方ネガティブなイメージをもっている患者では、病状や気分の不安定さ、不機嫌さ、思考の偏りや狭さなどがみられた。ネガティブイメージの背景にはイライラ感や表情・思考の硬さなどがあり、さらに、その患者特有の心理的要素が影響しているものと考えられた。
- リンク情報
-
- URL
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2012&ichushi_jid=J05223&link_issn=&doc_id=20120925470005&doc_link_id=120006711071&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F120006711071&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_3.gif
- URL
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2012&ichushi_jid=J05223&link_issn=&doc_id=20120925470005&doc_link_id=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1293%2F00003605%2F&url=http%3A%2F%2Fid.nii.ac.jp%2F1293%2F00003605%2F&type=%8F%BA%98a%91%E5%8Aw%81F%8F%BA%98a%91%E5%8Aw%8Aw%8Fp%8B%C6%90%D1%83%8A%83%7C%83W%83g%83%8A%81uLilitory%81v&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F80086_3.gif
- ID情報
-
- ISSN : 1349-029X
- 医中誌Web ID : 2013036425