2013年3月
日本のファブレス半導体ベンチャーの特定市場向けLSI による市場参入における半導体商社との協調の有効性─デジタルパチンコ用画像処理LSI の事例─
研究技術計画
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- 巻
- 27
- 号
- 1
- 開始ページ
- 39
- 終了ページ
- 55
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.20801/jsrpim.27.1_2_39
- 出版者・発行元
- 研究・イノベーション学会
1990年頃より世界では特定した用途での市場標準を目指した特定用途向けLSI(ASSP)を製品化しているファブレス半導体ベンチャーが大きく躍進を遂げている。一方で日本の半導体メーカを見ると,大手半導体メーカはASSPへの取り組みが充分とは言えず,他方でファブレス半導体ベンチャーでもASSPの成功例が少ない。このような状況で,事例のファブレス半導体ベンチャーは,特定ユーザ企業及び半導体商社と協調し,ASSPが市場標準となって,大きな事業収益に結びついていた。そこで本稿は日本のファブレス半導体ベンチャーが抱える課題を明らかにした上で,事例の成功要因を分析し,ファブレス半導体ベンチャーが市場参入する機会を得るための1つの方法を提案する。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20801/jsrpim.27.1_2_39
- ISSN : 0914-7020
- CiNii Articles ID : 110009594513
- CiNii Books ID : AN1030142X