2013年12月
ドライバーの経路選択行動を考慮した予見的情報に基づく経路割当戦略に関する研究
電子情報通信学会論文誌 D
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- 巻
- J96-D
- 号
- 12
- 開始ページ
- 3009
- 終了ページ
- 3018
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本研究では自動車交通流の円滑化を目指した情報提供による経路割当戦略として,プローブカーによって収集されるリンク通過所要時間の実績に加えて,数分後の存在位置を共有して交通量を推計し(Anticipatory Stigmergy),混雑・渋滞区間を未然に回避する予見的情報提供について検討する.更に,ドライバーの経路選択行動を考慮することで,情報提供された経路利用の不確実性を反映し,予見的情報に基づく経路割当戦略を検討する.単純なテストネットワークによる評価実験から,予見的情報に基づく経路割当戦略は,通過所要時間の実績データを利用した従来手法よりも効率的であり,渋滞損失時間を割当戦略の基準とした場合,渋滞損失時間も小さくなることを確認した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009685319
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12099634
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025066591
- ID情報
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- ISSN : 1880-4535
- CiNii Articles ID : 110009685319
- CiNii Books ID : AA12099634