MISC

2002年4月1日

研究用プラットホームとしての日常活動型ロボット"Robovie"の開発

電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理
  • 神田 崇行
  • ,
  • 石黒 浩
  • ,
  • 小野 哲雄
  • ,
  • 今井 倫太
  • ,
  • 前田 武志
  • ,
  • 中津 良平

85
4
開始ページ
380
終了ページ
389
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

日常生活の中で人間とかかわりながら活動する日常活動型のロボットにおいては,自然で円滑なコミュニケーションのために相互作用と関係性を重視してロボットを設計することが必要である.我々の開発したRobovieはこのために豊富なセンサ,擬人化しやすい外見,人間と同様のゼスチャ表現能力といったコミュニケーションに適したハードウェア機構をもつ.更に,相互作用機能を容易に実現するため考案したソフトウェアアーキテクチャに基づきプログラムを行う.このような特徴から,Robovieはロボットと人間とのコミュニケーションやロボットの身体性に関する研究といったヒューマノイドロボットを用いた研究のプラットホームとしての利用に適している.本論文では,Robovieのハードウェア及びソフトウェアアーキテクチャについて報告し,相互作用機能の実証実験について報告することで,Robovieの研究用プラットホームとしての有用性を示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003184767
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11341020
ID情報
  • ISSN : 0915-1915
  • CiNii Articles ID : 110003184767
  • CiNii Books ID : AA11341020

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