MISC

1997年9月

モンテカルロ法を適用した光線追跡画像生成プログラムの開発

JAERI-Research 97-062
  • 樋口 健二
  • ,
  • 大谷 孝之
  • ,
  • 長谷川 幸弘*

開始ページ
103
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaeri-research-97-062

従来の光線追跡法による画像生成においては、視点を始点としてスクリーンを構成する各画素を通過する半直線すなわち視点を追跡することで各画素に対する輝度値を計算する。しかし、その場合、(1)光源の幾何形状表現が困難(2)散乱反射の計算に大まかな近似を用いざるを得ない、といった理由から生成される画像の現実感が大きく失われる。そこで、筆者らは、原子力分野で広く用いられているモンテカルロ法により、視線ではなく光線を追跡する順方向光線追跡プログラムを開発した。この手法により、上記問題点を解消するとともに、粒子輸送モンテカルロ・コードの分散低減法を適用し、さらに拘束モンテカルロ装置を利用することで計算時間を大幅に短縮した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaeri-research-97-062
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?2006112
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaeri-research-97-062

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