講演・口頭発表等

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2017年6月22日

製造生産工程を考慮したトポロジー最適化 — 仮想的物理モデルに基づく幾何学的制約法の開発とその展開 —

スマート・フレキシブル・オートメーション(SmFA)研究分科会第6回例会「かたちと設計」,システム制御情報学会
  • 山田崇恭

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(招待・特別)
主催者
システム制御情報学会
開催地
大阪大学中之島センター

トポロジー最適化は最も設計自由度の高い構造最適化手法であり,設計者の発想を超えた高性能な設計案を創成可能である特徴を持つ.しかしながら,製造生産工程を考慮した場合,必ずしも最適な設計案とは言えない場合が多い.すなわち,トポロジー最適化は所望の目的に対して数学的に最適な構造を創成設計する方法であり,その製造方法について考慮していないため,製造コストや時間等の観点からは必ずしも有効な設計解が得られない問題を持つ.本講演では,トポロジー最適化とその最新の展開例について概説するとともに,鍛造,射出成形,ミル加工等の代表的な機械加工による製造及び生産を前提としたトポロジー最適化法の基本的な考え方と適用事例について紹介する.