2014年
業績ノート Eimeria necatrixのシゾント感染細胞の細胞骨格蛋白質に関する免疫組織化学的検討
鶏病研究会報 = Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
- 巻
- 50
- 号
- 2
- 開始ページ
- 87
- 終了ページ
- 91
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 鶏病研究会
本研究では,E. necatrixのシゾント感染細胞の細胞骨格蛋白質について免疫組織化学的に検討を行った。E. necatrix感染腸組織の標本は,PCRスクリーニングによって過去の野外発生例から抽出した。免疫組織化学は,smooth muscle actin (SMA),desmin,vimentin,keratin/cytokeratin (K/C)について行った。シゾントは,小腸粘膜固有層に分布する肥大化した宿主細胞の細胞質内に多く認められた。それらの細胞は,扁平で著しく大きな単核を有し,しばしば偽足を伸ばし,粘膜筋板に侵入していた。免疫組織化学的には,それらの細胞の細胞質はK/C陽性で,SMA,vimentinは陰性であった。また,未成熟なシゾントと食胞内の食渣はSMA陽性であった。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40020201166
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0007252X
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025791788
- URL
- https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010873064 本文へのリンクあり
- ID情報
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- ISSN : 0285-709X
- CiNii Articles ID : 40020201166
- CiNii Books ID : AN0007252X