2020年
地域再生におけるエディブル・ランドスケープの役割とその可能性
日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
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- 巻
- 18
- 号
- 0
- 開始ページ
- 9
- 終了ページ
- 12
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11361/cpijkansai.18.0_9
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本都市計画学会
本研究では、地域再生におけるエディブル・ランドスケープの役割を、世界における変遷と日本における取り組みの実態から捉え、その可能性を探った。調査では、文献調査及び地域住民が主催する日本のエディブル・ランドスケープの事例に対するヒアリング調査を実施した。その結果、エディブル・ランドスケープは、食糧確保に加え、教育的意味や経済的効果、コミュニティ再生までを含めた総合的な地域再生の役割を持つようになったこと、取り組みの実態調査から、食べられる植物の「植える」から「食べる」の各プロセスにおいて、地縁組織との連携に加え、エディブルというテーマ性が公的組織との連携や企業や住民組織といった多様な主体との関わりを誘発する可能性があることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11361/cpijkansai.18.0_9
- ISSN : 1348-592X
- eISSN : 2189-8081
- CiNii Articles ID : 130007880057
- CiNii Research ID : 1390285300177945088