MISC

2021年

廃校活用の優良事例における地域参画のプロセスに関する研究

日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
  • 舟瀬 優月
  • ,
  • 松尾 薫
  • ,
  • 武田 重昭
  • ,
  • 加我 宏之

19
開始ページ
65
終了ページ
68
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11361/cpijkansai.19.0_65
出版者・発行元
公益社団法人 日本都市計画学会

少子化に伴い、全国で学校の統廃合が進んでいる。地域の実情やニーズを踏まえて廃校施設を有効に活用することが求められており、用途や運営形態の検討プロセスにおける地域参画が重要である。本研究では廃校活用の優良事例を対象に、まず全国の優良事例 76 校から地域参画の特性を把握し、次に兵庫県の優良事例 4 校から廃校活用の 検討から運営に至る詳細なプロセスを明らかにすることで、今後の廃校活用における地域参画の要点を探った。全 国の優良事例では約半数で地域参画がみられ、検討のプロセスでは、地域が組織を作り自治体と協働で検討を行う ことや、会議による合意形成を基本にワークショップや社会実験といった検討手法を用いること、専門家や若者ら の参加によって柔軟な発想で検討することが有効である。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11361/cpijkansai.19.0_65
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390288834704349696?lang=ja
URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cpijkansai/19/0/19_65/_pdf
ID情報
  • DOI : 10.11361/cpijkansai.19.0_65
  • ISSN : 1348-592X
  • eISSN : 2189-8081
  • CiNii Articles ID : 130008067371
  • CiNii Research ID : 1390288834704349696

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