1990年 - 1990年
高機能ユ-ザ-インタ-フェ-スの研究
文部科学省 科学研究費補助金(重点領域研究) 重点領域研究
- 課題番号
- 02249105
- 体系的課題番号
- JP02249105
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 8,900,000円
- (直接経費)
- 8,900,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は高機能ユ-ザ-インタ-フェ-スを以下の4点でとらえ、種々のパラダイムに基づくユ-ザ-インタ-フェ-スの高機能化を目指すものである。本年度は分担者がそれぞれこれらの課題を研究した。「抽象化によるユ-ザ-インタ-フェ-スの設計」の研究では、ユ-ザ-とシステムとの対話を抽象化して宣言的に定義することにより、ユ-ザ-インタ-フェ-スのプロトタイピングを可能にする手法を追究することを目標とした。そのために、ユ-ザ-インタ-フェ-スの宣言的な定義によるプロトタイピングの試みを行ない、ウィンドウシステムを関数プログラムで構築した。通常のプログラミングではイベントに対する処理を詳細に記述するという複雑で難解な構成になりがちであるが、これを宣言的に記述することによって簡潔に表現することができ、関数プログラムによるプロトタイピングの事例研究として有用な知見が得られた。「ユ-ザ-モデルの構築と応用」の研究では、デ-タベ-ス環境におけるアクションモデル、およびソフトウェア開発環境における活動結果の利用に関して検討した。これらの研究を通じて、高機能なユ-ザ-インタ-フェ-スの実現には人間の活動領域(問題領域)の構造やその上での活動結果を利用してユ-ザ-を支援する機能が重要であるとの立場が適切であるという見通しを得た。「グラフィックスインタ-フェ-スの概念設計」では、抽象概念と図表現とのあいだの...
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- ID情報
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- 課題番号 : 02249105
- 体系的課題番号 : JP02249105