JRR-3における中性子ラジオグラフィ装置の現状
日本中性子科学会第22回年会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2022年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 千葉
- 国・地域
- 日本
研究用原子炉JRR-3に設置されているTNRF(Thermal Neutron Radiography Facility)は、熱中性子を利用する中性子ラジオグラフィ装置である。この装置は、広い照射野(W255mm $\times$ H305mm)と高い中性子束(約10$^8$ n/cm$^2$/s)を持ち、二次元のラジオグラフィ撮像だけでなく、三次元断層撮像や高速動画撮像も可能な装置である。2021年度、震災以降約10年ぶりにJRR-3は利用運転を再開した。これに伴いTNRFでもユーザー受け入れを再開し、装置の高度化を進めている。本発表では、TNRFを利用した撮像例だけでなく、装置設備や装置性能、ユーザー受け入れ状況等を紹介する。また、冷中性子ラジオグラフィ装置についても紹介を行う。