講演・口頭発表等

Am含有MOX燃料高線出力試験(B14照射試験),2; ペレット製造及び燃料要素加工

日本原子力学会2009年秋の大会
  • 武内 健太郎
  • ,
  • 沖田 高敏
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  • 関 正之
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  • 高野 龍雄
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  • 加藤 明文*
  • ,
  • 鹿志村 元明

開催年月日
2009年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
仙台
国・地域
日本

高速炉サイクルの研究開発ではAm等のマイナーアクチナイド(MA)を数\%含有するMOX燃料についての検討が進められている。そこで、MAを含有した高速炉用MOX燃料の熱的性能を確認するため、高速実験炉「常陽」においてAm含有MOX燃料の高線出力での照射試験を実施した。本報告では、照射試験に供した「もんじゅ」仕様を模擬した低密度のMOXペレットの製造及び燃料要素の加工に関して報告する。燃料ペレット製造では、Am含有率の高いPuO$_{2}$粉末及び濃縮UO$_{2}$粉末を原料粉末とし、均一化混合,ポアフォーマ(密度降下剤)及びバインダの添加混合,造粒,ルブリカントの添加混合,成型,予備焼結及び焼結を行い、燃料ペレットを得た。試験パラメータである燃料ペレットのO/M比及びペレット/被覆管ギャップ幅は、雰囲気制御下での熱処理及び外周研削により、それぞれの試験パラメータの目標値となるように調整した。燃料要素加工では、燃料ペレット及び各部材をSUS316相当ステンレス鋼製被覆管に充填し、タグガス雰囲気を模擬するためにKrを9\%混合したHeガス雰囲気中(1気圧)で端栓を溶接して燃料要素を得た。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5020481