空間放射線線量率上昇時の定量的弁別方法の検討
日本保健物理学会第43回研究発表会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2009年6月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 大阪
- 国・地域
- 日本
モニタリングポスト(MP)により連続測定されている空間放射線線量率は、地殻$\gamma$線,空気中ラドン等の自然変動,医療用RI投与患者や非破壊検査等の人工的影響、さらに原子力施設からの気体廃棄物の放出等により変動する。東海再処理施設周辺での降雨等の上昇を除いた線量率の24時間移動平均の3$\sigma$をしきい値として変動要因を定性的に評価する手法を導入している。今回、変動要因の詳細な推定にかかわる精度向上と、降雨時の線量上昇からの弁別手法を考慮し、線量率の変動を定量的に弁別する手法を検討した。