2017年4月 - 2020年3月
日本のディスタンクシオンと社会構成意識 ー新しい文化資本と実践・意識の多元性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
2018年度は、2種類の全国規模の量的調査(質問紙調査)を実施したほかに、海外文献の翻訳、著書・論文の執筆、海外研究者を交えたワークショップの開催、学会シンポジウムの招待講演などを実現させた。詳細は以下の通りである。
(1)「文化とライフスタイル全国調査」を企画し、文化実践や価値意識、ハビトゥス、ライフスタイル、メディア経験等に関する詳細な調査を実施した。サンプリングは18歳以上~60歳未満の男女を母集団として層化2段無作為抽出法により200地点を抽出したあと、全体で4000名を抽出した。調査方法は郵送法で質問紙調査を実施し、質の高いデータを得ることができた。(2)全国規模の大学生調査(質問紙調査)を実施した。(3)上記の2つの量的調査を企画し実施する前に、予備調査として、若者世代に対するデプス・インタビュー調査を実施した。(4)研究代表者の片岡は、昨年実施した大学生調査データを分析し、2本の論文を執筆した。そのうち1つはスポーツとジェンダー学会シンポジウムでの招聘講演を依頼され、論文を執筆した。(5)片岡は文化に関する過去の研究成果を単著としてまとめた(2019年6月刊行予定)。(6)分担者の村井を中心に、食に関する海外文献の翻訳作業を行った(刊行予定あり)。(7)分担者の川崎はグローバル化と文化の関連をシンガポールの文化政策から検討し、論文および報告を行った。(8)イギリスの海外研究者2名を交えたワークショップを駒澤大学で開催した(2018年5月)。(9)調査票検討や分析法に関する研究会を駒澤大学で数回、開催し、上記のような研究の企画と推進を行った。
(1)「文化とライフスタイル全国調査」を企画し、文化実践や価値意識、ハビトゥス、ライフスタイル、メディア経験等に関する詳細な調査を実施した。サンプリングは18歳以上~60歳未満の男女を母集団として層化2段無作為抽出法により200地点を抽出したあと、全体で4000名を抽出した。調査方法は郵送法で質問紙調査を実施し、質の高いデータを得ることができた。(2)全国規模の大学生調査(質問紙調査)を実施した。(3)上記の2つの量的調査を企画し実施する前に、予備調査として、若者世代に対するデプス・インタビュー調査を実施した。(4)研究代表者の片岡は、昨年実施した大学生調査データを分析し、2本の論文を執筆した。そのうち1つはスポーツとジェンダー学会シンポジウムでの招聘講演を依頼され、論文を執筆した。(5)片岡は文化に関する過去の研究成果を単著としてまとめた(2019年6月刊行予定)。(6)分担者の村井を中心に、食に関する海外文献の翻訳作業を行った(刊行予定あり)。(7)分担者の川崎はグローバル化と文化の関連をシンガポールの文化政策から検討し、論文および報告を行った。(8)イギリスの海外研究者2名を交えたワークショップを駒澤大学で開催した(2018年5月)。(9)調査票検討や分析法に関する研究会を駒澤大学で数回、開催し、上記のような研究の企画と推進を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H02597
- 体系的課題番号 : JP17H02597
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
9-
駒澤社会学研究 (61) 33-58 2023年10月31日
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中央調査報 (786) 6887-6893 2023年4月 招待有り
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駒澤社会学研究 (59) 29-57 2022年11月18日
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教育社会学研究 110(110) 137-166 2022年7月30日 査読有り招待有り
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駒澤社会学研究 (57) 1-26 2021年11月1日
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駒沢社会学研究 : 文学部社会学科研究報告 (55) 1-23 2020年10月
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スポーツとジェンダー研究 17 49-63 2019年 査読有り招待有り
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駒澤社会学研究 (51) 1-43 2018年10月 責任著者
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駒澤社会学研究 (50) 17-60 2018年3月
講演・口頭発表等
6-
日本スポーツ社会学会 研究委員会シンポジウム 2024年3月16日 招待有り
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日本社会学会第92回大会@東京女子大学 2019年10月5日
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日本教育社会学会第71回大会@大正大学 2019年9月13日
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スポーツとジェンダー学会 @中京大学 2019年3月20日 招待有り
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日本スポーツとジェンダー学会第17回大会@中京大学 2018年7月7日 招待有り
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日本社会学会 2017年11月5日