2019年3月
太平洋における福島第一原子力発電所事故起源$^{137}$Csの拡散シミュレーション; 海水,堆積物,海産生物データのモデル間比較
Journal of Environmental Radioactivity
- 巻
- 198
- 号
- 開始ページ
- 50
- 終了ページ
- 63
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.jenvrad.2018.12.014
北西太平洋海域における福島第一原子力発電所事故起源の$^{137}$Cs放出に対して、複数の海洋拡散モデルを適用し、モデル対モデル及びモデル対観測の比較を実施した。シミュレーション期間は2年間とし、施設から海洋への直接放出と大気から海洋表層への沈着過程を考慮した。海洋拡散モデルには生物モデルが導入されている。シミュレーション結果は海水中,堆積物中,海産生物中の$^{137}$Cs濃度で比較した。その結果、モデル対モデル及びモデル対観測の比較において、妥当な結果が得られた。
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- DOI : 10.1016/j.jenvrad.2018.12.014
- ISSN : 0265-931X