共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2022年3月

学校シティズンシップ教育の社会的教育効果の国際比較調査研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
17H01030
体系的課題番号
JP17H01030
配分額
(総額)
42,640,000円
(直接経費)
32,800,000円
(間接経費)
9,840,000円

本研究のねらいは、シティズンシップ(市民性)教育には、どのような教育効果があるのか、それも社会的にもどのような効果があるのかを明らかにすることである。そのために、各国・地域の学校でいろいろな形で進められているシティズンシップ教育の教育効果を、①政治的リテラシー、②道徳的社会的責任、③地域 社会への関与、④多様性とアイデンティティの4つストランド(構成要素)にもとづき、14ケ国・地域の中学校事例調査をすることにしている。
2019年度も2017、2018年度の調査を踏まえ、質的研究の手法を用い、①政治的リテラシーと②道徳的社会的責任に焦点化し、学校・クラス研究を実施し、比較を試みた。
2019年5月には、2019年度のスケジュールを確認し、研究協力者の課題を確認した。5月から2月までに、国内、海外の研究協力者による各国・地域の学校調査を実施した。その成果にもとづき、9月に、国内研究協力者による、東京で、予備会議を開催し、国際会議を準備した。9月21日に、アメリカ、ドイツ、香港、日本の代表的な研究者を招聘し、政治的リテラシーと道徳的社会的責任を中心とした学校シティズンシップ教育調査に関する国際会議を実施した。2020年2月24日には、国内研究者による調査報告会議を開催し、本年度のまとめの方向性確認した。3月、本年度の研究のまとめをし、次年度の課題を明らかにしたが、2月よりコロナ問題により。予定していたアメリカ、オーストリア、英国の調査を中止し、2020年度に繰り越すことになった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17H01030
ID情報
  • 課題番号 : 17H01030
  • 体系的課題番号 : JP17H01030