共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

ミリ波伝送素子最適構造設計用電磁波シミュレーション技法の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究

課題番号
24656560
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

核融合プラズマにおける電子サイクロトロン加熱(ECH)システムのミリ波伝送効率の向上を目指し、電磁波伝播(時間領域空間差法:FDTD)シミュレーションシステムの開発を行ってきた。研究成果として、マイターベンド用のFDTDシミュレーションコードと可視化システムを開発し導波路内の電磁波を解析した。可視化によりコルゲートが渦電流をせき止め、表面電流を抑制することがわかった。マイターベンドのミラーにおける熱分布を実験と理論とシミュレーションで比較した結果、ほぼ一致した。さらに、誘導電流の計算をできるように改良し、マイターベンド・マイターベンド型偏波器における電磁波伝搬のシミュレーションできた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24656560/24656560seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 24656560