田中純

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/08 18:09
 
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研究者氏名
田中純
URL
http://before-and-afterimages.jp/
所属
東京大学
部署
大学院総合文化研究科
職名
教授
学位
博士(学術)(東京大学)
Twitter ID
tanajun009

プロフィール

専門はヨーロッパを中心とした文化史および比較思想史、表象文化論。建築や都市の表象分析から出発し、イメージと観念の歴史的・形態学的考察を著書にまとめてきた。現在のおもな研究テーマは、「徴候的知」のイメージ論(知的発見における像行為の分析)、芸術諸ジャンルおよび現代思想における「リアリズム」の相互連関、「歴史経験」をめぐる歴史理論(アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』論)、写真による文学的歴史叙述(W・G・ゼーバルトなど)の分析、現代思想としてのロック論(デヴィッド・ボウイ論)である。

研究分野

 
 

経歴

 
2009年11月
 - 
現在
東京大学 大学院総合文化研究科 教授
 
2016年1月
 - 
2018年3月
東京大学 副学長(人文社会科学分野振興担当)
 
2014年4月
 - 
2015年3月
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 副研究科長・副学部長
 
2007年4月
 - 
2009年11月
東京大学 大学院総合文化研究科 准教授
 
2003年4月
 - 
2007年3月
東京大学 大学院総合文化研究科 助教授
 

受賞

 
2010年6月
アレクサンダー・フォン・フンボルト財団 第32回フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞
 
2009年11月
毎日新聞社 第63回毎日出版文化賞(人文・社会部門)
 
2008年3月
文部科学省 第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞(評論等部門)
 
2002年11月
サントリー文化財団 第24回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)
 

論文

 
物質論的人文知(ヒューマニティーズ)としての「野生の考古学」:同時代への退行的発掘のために
田中純
現代思想   46(13) 150-159   2018年9月   [招待有り]
イメージの記憶(53)握斧(ハンドアックス)の像行為:起源/根源のメイキング
田中純
UP   47(9) 45-51   2018年9月   [招待有り]
田中 純
UP   47(6) 40-47   2018年6月   [招待有り]
田中 純
UP   47(3) 26-33   2018年3月   [招待有り]
田中 純
UP   46(12) 43-49   2017年12月   [招待有り]

Misc

 
岡田 温司, 田中 純
表象   (10) 13-66   2016年
田中 純
表象   (9) 272-276   2015年
田中 純
図書   (728) 16-20   2009年10月
田中 純
ドイツ研究   88-92   2010年
南 伸坊, 鳩山 郁子, 田中 純
ユリイカ   37(10) 104-107   2005年9月
田中 純
未来   (462) 22-25   2005年3月
後藤 武, 小林 康夫, 田中 純
建築文化   55 26-40   2000年7月
Huyssen Andreas, 田中 純
批評空間. 2期   116-131   2000年4月
鈴木 博之, 田中 純, 五十嵐 太郎, 古山 正雄, 石田 潤一郎
建築雑誌   114(1433) 10-17   1999年2月
岡崎 乾二郎, 鈴木 了二, 田中 純
建築文化   53(616) 49-69   1998年2月
田中 純, 土井 義岳, 古山 正雄
建築雑誌   112(1411) 44-51   1997年9月
磯崎 新, 田中 純, 五十嵐 太郎
Ten plus one   62-71   1997年3月
磯崎 新, 新居 千秋, 田中 純
Ten plus one   72-78   1997年3月

書籍等出版物

 
田中 純
東京大学出版会   2017年7月   ISBN:9784130101325
Critchley Simon, 田中 純 (担当:単訳)
新曜社   2017年12月   ISBN:9784788515543
MDRN (ed.): Time and Temporality in Literary Modernism (1900-1950).
田中純 (担当:共著, 範囲:Jun Tanaka: "Futuristic Archaism or Archaic Futurism: Gilbert Clavel's Vision of Time in Das Teleskop".)
Peeters   2016年8月   ISBN:978-9042933651
Jun Tanaka: "Futuristic Archaism or Archaic Futurism: Gilbert Clavel's Vision of Time in Das Teleskop". In: MDRN (ed.): Time and Temporality in Literary Modernism (1900-1950). Leuven: Peeters, 2016, pp.285-296.
田中 純
羽鳥書店   2016年4月   ISBN:9784904702604
David Ayers, Benedikt Hjartarson, Tomi Huttunen and Harri Veivo (eds.), Utopia. The Avant-Garde, Modernism and (Im)possible Life
田中純 (担当:共著, 範囲:Jun Tanaka, Dystopian Visions and Ideas of Death as A Transformation in Gilbert Clavel's An Institute for Suicide)
Walter de Gruyter   2015年12月   ISBN:978-3-11-043478-1
Jun Tanaka, Dystopian Visions and Ideas of Death as A Transformation in Gilbert Clavel's An Institute for Suicide. In: David Ayers, Benedikt Hjartarson, Tomi Huttunen and Harri Veivo (eds.), Utopia. The Avant-Garde, Modernism and (Im)possible Life...

所属学協会

 
 

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2013年 - 2015年    代表者: 田中 純
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2009年 - 2011年    代表者: 田中 純
本研究は、C. S.パース、S.フロイト、G.モレッリ、G.バシュラール、W.ベンヤミン、A.ヴァールブルク、九鬼周造などにおける徴候的知の様態を比較することにより、この知が情動と深く結びつくことによって発見法的な機能を果たすことを見いだした。さらに、ケーススタディとして、独学者的な芸術家・作家であるジルベール・クラヴェルにおける身体的情動と知的活動との密接な関連について調査と分析を進め、この観点から見た彼の知的伝記という形式で、その成果をまとめた。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2006年 - 2008年    代表者: 田中純
美術史における「様式」概念が、形態学的思考の共通性を通じて、ナチュラルヒストリー(博物誌/自然史)の「種」概念と密接に関係しながら形成された歴史的経緯を考察し、「様式」 の生成変化をめぐる新たなパラダイム成立(リーグルやキューブラー)や様式史からイメージ分析への転換(ヴァールブルク)と、進化論思想との関係を明らかにした。さらに、美術史とナチュラルヒストリーのこうした照応を背景として、「生命」 や「進化」のイメージが生み出される想像力の論理を解明した。
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2003年 - 2005年    代表者: 田中純
本研究によって20世紀のイメージ分析における形態学的方法論について次の成果を得た。
1.アビ・ヴァールブルクの図像アトラス「ムネモシュネ」を解析し、そこに形成されているイメージ記憶の多次元的なネットワーク構造を明らかにした。
2.「原型」概念と図像学との関係を中心とした、ヴァールブルクに対するゲーテ自然学の影響を考察した。その過程で、ボッティチェリの絵画における「細部」表現への着目を媒介として、ヴァールブルクと矢代幸雄の分析手法を比較した。
3.レヴィ=ストロースの構造主義やカルロ・ギンズ...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2002年 - 2004年    代表者: 杉橋陽一
本研究においては次のような成果を得た。
1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。
2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭における観衆の役割と「見せ物」の社会的効果の考察、および、オーケストラによるコンサートという聴取...