基本情報

所属
静岡大学 学術院農学領域 助教
(兼任)農学部生物資源科学科
(兼任)大学院総合科学技術研究科農学専攻
岐阜大学 大学院連合農学研究科
学位
博士(農学)(東京大学)

研究者番号
40612700
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-7074-7703
J-GLOBAL ID
201201088069256765
researchmap会員ID
B000221398

外部リンク

木材の物理的性質を体系化した学問である木材物理学をベースにして、木材のX線非破壊計測、木材と水の関係、木材乾燥学、木質材料学、木材接着学、木材組織学に関連した研究を行っています。

ここ最近は、X線デンシトメトリ法やそれを発展させたDXA法を用いて、木材や木質材料の状態や性能の非破壊計測および二次元・三次元イメージング技術の開発、木質系建築材料の透湿メカニズムと接着剤要素がそれに及ぼす影響の解明、樹木に含まれている微量含有物質の伐採後乾燥過程における材内再分布現象の解明と放射性物質の除染技術への応用の試み、難燃処理木材の白華メカニズムの解明と新規な白華現象抑制技術の探索、木材接着の形態学的観察とそれが接着メカニズムに及ぼす影響の解明などについて研究してきました。

今後数年で、木材の内部または表面で起こる物理化学的現象(移動現象、拡散、熱力学的平衡、伝熱、放射、熱伝導、電気伝導、燃焼、物理吸着、吸着等温線、ヒステリシス、毛細管現象、浸透、濡れ、接着、アンカー効果、誘導加熱、誘電分極、沈殿、風解、白華)についてちょっとまとめられたらと思っています。

大学院生(修士・博士)やポスドクを随時受け入れています。

修士課程の受入れ:例年5月、7月、11月に出願可, http://www.agr.shizuoka.ac.jp/admisshion/
博士後期課程の受入れ:例年7月、12月に出願可,http://www.ugsas.gifu-u.ac.jp/examinee/
研究生の受入れ:例年3月、9月に出願可,https://www.shizuoka.ac.jp/admission/resea_index.html#c11
学振特別研究員の受入れ:例年5月に出願可,https://www.jsps.go.jp/j-pd/

意欲と適性を兼ね備えた方の出願を歓迎します。正直なところ最近は猫の手も借りたいという心境でもあり、ご検討何卒よろしくお願いします。詳細は以下のウェブページに表示されるメールアドレスにご連絡ください: https://tdb.shizuoka.ac.jp/RDB/public/Default2.aspx?id=11070&l=0

研究内容について詳しく知りたい方はお気軽に研究室までお越しください。(農学総合棟330室)※オフィスアワー:火・木 11:00~13:00


委員歴

  16

論文

  42

MISC

  27

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  99

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

その他

  4
  • 教育 
    大学院生の主指導経験 ・渥美清隆(修士課程), 2016~2018 ・松信航平(修士課程), 2016~2018 ・Nindya Ferrtikasari(修士課程), 2016~2018 ・工藤彩理(修士課程), 2017~2019 ・松島 薫(修士課程), 2018~2019 ・大石 蒼(修士課程), 2018~2019 ・Nindya Ferrtikasari(博士課程), 2018~現在(第一副指導教員) ・Ayuni Nur Apsari(修士課程), 2017~2019 ・高田 航(修士課程), 2018~2020 ・Ayuni Nur Apsari(博士後期課程), 2019~2022(第一副指導教員) ・Tyana Solichah Ekaputri(修士課程), 2020-2022 ・Tyana Solichah Ekaputri(博士後期課程), 2022-present(第一副指導教員) ・Rafael Niko Navarro(修士課程), 2023-present
  • 危険物取扱者乙種4類、TOEIC 795点 (2008)、二級ボイラー技士、クレーン運転業務特別教育、第一種衛生管理者、放射線業務従事者
  • Wood Science and Technology (2014, 2017, 2018, 2020, 2021, 2024), European Journal of Wood and Wood Products (2014, 2019, 2021, 2021), Maderas. Ciencia y tecnología (2013, 2014, 2021, 2021), Wood Material Science and Engineering (2016), BioResources (2017), Drying Technology (2018, 2019, 2020, 2021, 2023), Cellulose (2024), Scientific Reports (2019, 2021, 2022, 2023, 2024, 2024), Journal of Wood Science (2020, 2020, 2020, 2021, 2021, 2021, 2022, 2023, 2023, 2023, 2023, 2023, 2024), AIP Conference Proceedings (2022, 2022, 2022, 2022), 木材工業 (2014, 2014, 2015, 2015, 2015, 2017, 2018, 2018, 2018, 2018, 2019, 2019, 2021, 2021, 2021, 2022, 2022, 2023, 2023, 2024), 木材学会誌 (2024), 森林総合研究所研究報告 (2018)
  • 「県産木材の放射性物質汚染の実態把握と対策に関する研究」(福島県林業研究センター)(2012年10月~2014年3月)