門田慧奈 (Keina Monda) - マイポータル

基本情報

所属: 九州大学理学研究院生物科学部門助教

学位: 博士（理学）(九州大学)

研究者番号: 30782255
J-GLOBAL ID: 201901012648459690
researchmap会員ID: B000368243

外部リンク: http://www.biology.kyushu-u.ac.jp/~plantgenomics/monda/

シロイヌナズナ野生系統・突然変異体を利用してCO₂・湿度・光などの環境刺激に対する気孔運動や形態の変化を生理学的・分子遺伝学的な面から解析しています。サーマルイメージング技法を利用した大規模解析、蒸散測定装置・Imaging-PAMを利用した光合成解析、形質転換体の作出・解析を主に行っています。またCO₂と窒素などの栄養応答クロストーク機構の解明に取り組んでいます。共同研究も幅広く行っています。

研究キーワード

研究分野

ライフサイエンス / 植物分子、生理科学 / 植物生理学・植物分子遺伝学

経歴

2019年1月 - 現在

九州大学, 理学研究院生物科学部門, 助教
2016年4月 - 2018年12月

九州大学, 理学研究院生物科学部門, 特任助教

学歴

- 2016年3月

九州大学, システム生命科学府, システム生命科学専攻一貫制博士後期課程修了（博士（理学）取得）

委員歴

2022年4月 - 2024年3月

九州大学, 男女共同参画推進委員会
2021年1月 - 2022年12月

九州沖縄植物学会, 福岡県委員

論文

The PATROL1 function in roots contributes to the increase in shoot biomass

Michitaka Notaguchi, Manami Ichita, Takaya Kawasoe, Keina Monda, Ken-ichi Kurotani, Takumi Higaki, Koh Iba, Mimi Hashimoto-Sugimoto

Planta 260(5) 2024年9月26日
Cuticle permeability is an important parameter for the trade-off strategy between drought tolerance and CO₂ uptake in land plants

Keina Monda, Atsushi Mabuchi, Juntaro Negi, Koh Iba

Plant Signaling & Behavior 16(6) 1908692-1908692 2021年6月査読有り招待有り
プロトンポンプAHA1の細胞膜輸送を担うPATROL1と相互作用因子

佐藤史弥, 橋本美海[杉本], 佐藤雅彦, 射場厚, 門田慧奈, 馳澤盛一郎, 檜垣匠

バイオイメージング 29(1-2) 39-39 2020年11月
Increased Cuticle Permeability Caused by a New Allele of ACETYL-COA CARBOXYLASE 1 Enhances CO2 Uptake

Keina Monda, Atsushi Mabuchi, Sho Takahashi, Juntaro Negi, Ryoma Tohmori, Ichiro Terashima, Wataru Yamori, Koh Iba

Plant Physiology pp.00978.2020-pp.00978.2020 2020年9月29日査読有り筆頭著者責任著者
A phytochrome-B-mediated regulatory mechanism of phosphorus acquisition

Sakuraba Yasuhito, Kanno Satomi, Mabuchi Atsushi, Monda Keina, Iba Koh, Yanagisawa Shuichi

NATURE PLANTS 4(12) 1089-1101 2018年12月査読有り
Structure-Based Chemical Design of Abscisic Acid Antagonists That Block PYL-PP2C Receptor Interactions

Jun Takeuchi, Naoki Mimura, Masanori Okamoto, Shunsuke Yajima, Masayuki Sue, Tomonori Akiyama, Keina Monda, Koh Iba, Toshiyuki Ohnishi, Yasushi Todoroki

ACS Chemical Biology 13(5) 1313-1321 2018年5月18日査読有り
Differential Effects of Phosphatidylinositol 4-Kinase (PI4K) and 3-Kinase (PI3K) Inhibitors on Stomatal Responses to Environmental Signals

Sho Takahashi, Keina Monda, Takumi Higaki, Mimi Hashimoto-Sugimoto, Juntaro Negi, Seiichiro Hasezawa, Koh Iba

FRONTIERS IN PLANT SCIENCE 8 2017年5月査読有り
Dominant and recessive mutations in the Raf-like kinase HT1 gene completely disrupt stomatal responses to CO2 in Arabidopsis

Mimi Hashimoto-Sugimoto, Juntaro Negi, Keina Monda, Takumi Higaki, Yasuhiro Isogai, Toshiaki Nakano, Seiichiro Hasezawa, Koh Iba

JOURNAL OF EXPERIMENTAL BOTANY 67(11) 3251-3261 2016年5月査読有り
Enhanced Stomatal Conductance by a Spontaneous Arabidopsis Tetraploid, Me-0, Results from Increased Stomatal Size and Greater Stomatal Aperture

Keina Monda, Hiromitsu Araki, Satoru Kuhara, Genki Ishigaki, Ryo Akashi, Juntaro Negi, Mikiko Kojima, Hitoshi Sakakibara, Sho Takahashi, Mimi Hashimoto-Sugimoto …

PLANT PHYSIOLOGY 170(3) 1435-1444 2016年3月査読有り筆頭著者
Natural Variation in Stomatal Responses to Environmental Changes among Arabidopsis thaliana Ecotypes

Sho Takahashi, Keina Monda, Juntaro Negi, Fumitaka Konishi, Shinobu Ishikawa, Mimi Hashimoto-Sugimoto, Nobuharu Goto, Koh Iba

PLOS ONE 10(2) 2015年2月査読有り筆頭著者
Environmental regulation of stomatal response in the Arabidopsis Cvi-0 ecotype

Keina Monda, Juntaro Negi, Atsuhiro Iio, Kensuke Kusumi, Mikiko Kojima, Mimi Hashimoto, Hitoshi Sakakibara, Koh Iba

PLANTA 234(3) 555-563 2011年9月査読有り筆頭著者

MISC

プロトンポンプAHA1の細胞膜輸送を担うPATROL1と相互作用因子

佐藤史弥, 橋本(杉本)美海, 佐藤雅彦, 射場厚, 門田慧奈, 馳澤盛一郎, 檜垣匠

バイオイメージング 29(1/2) 2020年
フィトクロムBを介した赤色光シグナルのリン栄養獲得における役割

桜庭康仁, 馬渕敦士, 門田慧奈, 菅野里美, 射場厚, 柳澤修一

日本農芸化学会大会講演要旨集(Web) 2019 2019年
サーマルイメージング法による気孔CO₂応答解析から見出された新たな植物環境応答機構 (解説特集植物のバイオマス生産能力の強化に向けた取り組み)

高橋將, 門田慧奈, 祢冝淳太郎, 射場厚

光合成研究 = News letter 27(2) 84-93 2017年8月
単一の環境シグナルに対する気孔応答に異常をもつシロイヌナズナ変異体の単離

門田慧奈, 高橋將, 祢宜淳太郎, 馬渕敦士, 相川美里, 小嶋美紀子, 竹林裕美子, 榊原均, 射場厚

日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム講演要旨集 34th 2016年
順遺伝学的手法を用いたシロイヌナズナCO₂シグナル伝達因子HT1キナーゼの下流に位置する因子の探索

齋藤早希子, 祢宜淳太郎, 門田慧奈, 小嶋美紀子, 榊原均, 射場厚

日本植物学会大会研究発表記録 79th 2015年
シロイヌナズナCvi-0エコタイプにおける気孔開閉の環境応答性

門田慧奈, 祢宜淳太郎, 飯尾淳弘, 橋本美海, 小嶋美紀子, 松田修, 榊原均, 射場厚

日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム講演要旨集 28th 2010年

主要な講演・口頭発表等

Increased Cuticle Permeability Caused by a New Allele of ACETYL-COA CARBOXYLASE 1 Enhances CO₂ Uptake Efficiency in Arabidopsis

Monda K, Mabuchi A, Takahashi S, Negi J, Tohmori R, Terashima I, Yamori W, Iba K

The 31st International Conference on Arabidopsis Research (ICAR2021) 2021年6月
シロイヌナズナのACETYL-COA CARBOXYLASE1の新規変異が引き起こすクチクラ透過性の上昇は，CO₂取り込み効率を向上させる

門田慧奈, 馬渕敦士, 高橋將, 袮冝淳太郎, 東森崚馬, 寺島一郎, 矢守航, 射場厚

第62回日本植物生理学会年会 2021年3月
シロイヌナズナエコタイプにおける気孔の環境応答の多様性

門田慧奈

日本動物学会・九州沖縄植物学会・日本生態学会合同福岡例会 2017年12月招待有り

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担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

植物のクロマチン調節因子CDCA7の発現調節による適応進化プロセスの探索

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2024年4月 - 2028年3月

佐々木江理子, 門田慧奈, 越阪部晃永
植物の二酸化炭素応答「尺度」決定メカニズムの実体解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究 2023年4月 - 2026年3月

門田慧奈
植物のCO2吸収効率を最大化する「CO2尺度」遺伝子の同定

令和3年度理学研究院若手支援プロジェクト 2021年 - 2022年
ストレス応答と独立に働く、アブシシン酸非依存的な気孔の二酸化炭素応答機構

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究 2020年 - 2022年

門田慧奈
3. バイオマス増産を可能にする高効率CO2吸収型次世代植物の開発

令和3年度エネルギー研究教育機構若手研究者・博士課程学生支援プログラム 2021年 - 2021年
植物気孔の二酸化炭素応答におけるアブシジン酸非依存的応答機構の解明

QRプログラムわかばチャレンジ 2019年 - 2019年
豊田理研スカラー／サーマルイメージング技法を応用した高CO2時代適応型植物探索法の提案

公益財団法人豊田理化学研究所 2018年
笹川科学研究助成／野生シロイヌナズナの大規模解析から探る、炭素・窒素バランスが制御する気孔開閉応答機構

公益財団法人日本科学協会 2018年
野生シロイヌナズナの大規模解析から探る気孔制御によるC/Nバランスの最適化機構

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援 2016年 - 2017年

門田慧奈
植物における純粋な二酸化炭素シグナル伝達機構の探索

日本学術振興会特別研究員奨励費（DC1）特別研究員奨励費 2012年4月 - 2015年3月

門田慧奈

学術貢献活動

三学会合同福岡大会2021

その他

(九州大学伊都キャンパス Japan) 2021年1月1日 - 2021年6月6日

門田慧奈

基本情報

研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

委員歴

論文

MISC

主要な講演・口頭発表等

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

学術貢献活動

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