基本情報

所属
神戸大学 大学院国際文化学研究科 講師(専任・任期なし)
早稲田大学ナショナリズム・エスニシティ研究所 招聘研究員
学位
修士(文学)(2014年3月 神戸大学)
博士(学術)(2020年3月 東京大学)
日独共同大学院プログラム修了生(2020年3月 東京大学)

研究者番号
40888012
J-GLOBAL ID
201801010090574829
researchmap会員ID
B000302185

外部リンク

自己紹介:ドイツと中東欧(主にポーランド)の近現代史を専門とする研究者です。特にシュレージエン/シロンスクをはじめとするヨーロッパの境界地域におけるナショナリズム(運動)や集団的帰属意識、戦争や領土変更にともなう住民の移動などを研究しています。

 

現在の研究テーマ

① 第二次世界大戦後のドイツ=中東欧における移住者・残留者の歴史研究(博士号取得後の主要研究テーマ)

② 旧ドイツ東部領土に関する歴史研究(広い意味での関心・研究テーマ)

③ 神戸市域における欧米系コミュニティの歴史研究(共同研究)

④ 境界変動地域の学際的研究(共同研究)

 

これまでの研究テーマ

① 第二次世界大戦後のシュレージエン/シロンスクからの「ドイツ人追放」の歴史研究(修士論文)

② 近現代のドイツ=中東欧への近世的複合国家の影響(共同研究)

③ 第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動の研究(博士論文)

 

近況:

・2020年に刊行された拙著『旧ドイツ領全史――「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く』(パブリブ)ですが、2024年12月に6刷りとなりました(Amazonリンク)。

・2024年12月に、岩井淳編『複合国家から読み解く世界史――「国民国家史観」再考』が12月に山川出版社より刊行されます。私も「ドイツの連邦国家――国民国家の実態」というドイツ帝国の国制に関する章を執筆しています。

・2024年6月30日に、拙著『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧――第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク』(人文書院、2023年 Amazonリンク)が日本ドイツ学会奨励賞を受賞しました(学会ウェブサイト)。

・私を研究代表者とする専門家グループ「神戸市域における欧米系コミュニティ研究会」による史料整理事業・共同研究の成果として、神戸大学社会科学系図書館にて2023年6月27日から9月27日まで企画展「港の見える教会から―多文化都市神戸とユニオン教会―」を開催しました。


経歴

  21

MISC

  24

講演・口頭発表等

  44

書籍等出版物

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

委員歴

  8

担当経験のある科目(授業)

  25

学術貢献活動

  3

社会貢献活動

  1