2007年 - 2008年
d10金属錯体の励起状態構造 -発光特性向上の指針確立を目指して-
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 19550070
- 体系的課題番号
- JP19550070
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
d軌道に電子を10 個持つ金属(Cu(I)、Ag(I)、Pd(0)、Pt(0))の錯体は、興味深い発光特性を示す。この発光は錯体の存在する条件(溶液か固体か、温度、溶媒の粘度など)によって大きく影響を受けることが判明し、その原因を調べた。これらの錯体は光励起状態において構造が四面体から平面型へと変化し、その構造変化の度合いが上述のような条件によって大きく影響を受けると考えるとこれらの結果を説明することが出来た。この励起状態における構造変化の制御が、求める発光材料の設計の重要な指針となることがわかった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19550070
- 体系的課題番号 : JP19550070