MISC

2004年3月

CELVA-1Dを用いた火災事故時の煤煙による換気系フィルタの差圧解析

JAERI-Tech 2004-029
  • 渡邊 浩二
  • ,
  • 田代 信介
  • ,
  • 阿部 仁
  • ,
  • 高田 準一
  • ,
  • 森田 泰治

開始ページ
48
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaeri-tech-2004-029

再処理施設等の核燃料施設の一部の建屋換気系には、換気系フィルタの一種として前置フィルタが用いられている。火災事故時には、この前置フィルタが大量の煤煙によって目詰まりし、差圧が上昇して破損することが考えられる。したがって、放射性物質の閉じ込め機能を維持する観点から、前置フィルタの差圧の時間変化を精度よく予測することは重要である。本研究では、粒径2$\mu$m以上の煤煙粒子に対する前置フィルタのDFにも粒径範囲0.7-2$\mu$mの煤煙粒子に対する実測DFから作成した粒径-前置フィルタのDFに関する実験式が適用できると仮定した。この仮定を用いたCELVA-1Dによる解析結果は、試験結果とよく一致した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaeri-tech-2004-029
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?25616
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaeri-tech-2004-029

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