共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年4月 - 2013年3月

腫瘍ムチンとしてのエピグリカニン/Muc21の免疫抑制能の解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
21390018
体系的課題番号
JP21390018
配分額
(総額)
18,200,000円
(直接経費)
14,000,000円
(間接経費)
4,200,000円

マウス/ヒトエピグリカニンMUC21を強制発現させた細胞の生物学的及び免疫学的な挙動を解析し、グリコフォームの影響を精査した。マウスMuc21を発現した細胞は、培養容器や細胞外マトリックス分子に対する接着性が低く、Muc21 が細胞表面のインテグリンの機能を低下させたことが示唆された。トランスフェクタントは細胞傷害性に対する感受性が低く、このムチンを発現する細胞が免疫監視を逃れる機構を説明する。アポトーシス耐性などの性質はヒトMUC21のトランスフェクタントでもみられた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21390018/21390018seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21390018
ID情報
  • 課題番号 : 21390018
  • 体系的課題番号 : JP21390018