基本情報

所属
鹿児島大学 法文学部 助教
学位
博士(人間・環境学)(2020年3月 京都大学)
Master 2(Philosophie)(2017年6月 Université Paris Nanterre)

連絡先
tatsuro.usamigmail.com
J-GLOBAL ID
201501003543443145
researchmap会員ID
B000249052

哲学研究。とくにフランスの現代哲学を研究しています。おもな研究対象は、個体化論と技術論で知られるジルベール・シモンドン(1924–1989)という哲学者です。博士論文では「関係の実在論」という観点のもとでシモンドン哲学の方法と体系についての考察を深めました。

現在は博士論文で得られた成果をもとに、技術論が必須のものとして組み込まれたシモンドンの「自然哲学」の構想を、シモンドンが残した講義録や論文などの検討から再構成することを試みています。

また、フランス哲学におけるサイバネティクスの受容や、イメージや芸術作品に認められる実在性や存在様態についての理論(エティエンヌ・スーリオなど)の調査も進めています。


書籍等出版物

  4
  • 松葉類, 宇佐美達朗 (担当:共訳, 範囲:「II 繭」(49–93頁)「V 連関」(159–179頁)「おわりに」(181–190頁)「参考文献案内」(191–202頁)「謝辞」(203–206頁)「訳者あとがき」(共著)) (原著:エマヌエーレ・コッチャ)
    勁草書房 2022年10月26日 (ISBN: 9784326154845)
  • 宇佐美達朗
    法政大学出版局 2021年2月18日 (ISBN: 9784588151132)
  • 檜垣立哉, 小泉義之, 合田正人 (担当:分担執筆, 範囲:宇佐美達朗「生き別れの双子としてのシモンドンとドゥルーズ」(350–364頁))
    河出書房新社 2019年1月25日 (ISBN: 9784309248967)
  • 筧菜奈子, 島村幸忠, 宇佐美達朗 (担当:共訳, 範囲:第3部「人間になること」(221–311頁)) (原著:ティム・インゴルド)
    フィルムアート社 2018年9月25日 (ISBN: 9784845916269)

論文

  14

MISC

  15

講演・口頭発表等

  10

委員歴

  1

所属学協会

  5

担当経験のある科目(授業)

  11

社会貢献活動

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4