2015年6月
中性子検出用球形陽極セラミックス素子の開発
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
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- 巻
- 784
- 号
- 開始ページ
- 194
- 終了ページ
- 197
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.nima.2014.11.029
中性子計測のため、セラミックスを絶縁体とする検出素子を開発し、Cf-252中性子線源を用いた照射試験を実施した。開発した素子はセラミックス絶縁体、絶縁体上に設置した陰極ライン、および球形の陽極で構成されている。陰極ラインはセラミックス表面、球形陽極と接続される陽極ラインはセラミックス背面に陽極の垂直方向に配置している。通常、検出器に中性子が入射すると、検出素子自身で中性子が散乱される。そこで、モンテカルロシミュレーションを用いて散乱の効果を計算した。計算の結果、一般的に絶縁体として使用されるポリマーに比べ、セラミックスを使用することで散乱成分を約4割減少させることができることが分かった。
- リンク情報
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- DOI : 10.1016/j.nima.2014.11.029
- ISSN : 0168-9002