2019年7月 - 2022年3月
Neo-domesticationによるマメ科ストレス耐性作物の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究のねらいは、作物にストレス耐性を与えるという従来の発想を逆転させ、野生種に栽培化形質を与えることで新たなストレス耐性作物を開発することである。
今年度、我々はアズキとササゲの難裂莢性に関与する候補遺伝子を同定した論文を採録させた。この栽培化に関与した難裂莢変異は、両作物において同一の転写因子への独立の機能欠損に起因し、人為突然変異やゲノム編集を用いたマメ科野生種の栽培化に利用できると考えられた。
また、ロングリードシーケンサーと高密度連鎖地図を用いたハネアズキの染色体レベルのゲノム配列を構築することで、突然変異遺伝子のマッピングを実施する環境が整った。
今年度、我々はアズキとササゲの難裂莢性に関与する候補遺伝子を同定した論文を採録させた。この栽培化に関与した難裂莢変異は、両作物において同一の転写因子への独立の機能欠損に起因し、人為突然変異やゲノム編集を用いたマメ科野生種の栽培化に利用できると考えられた。
また、ロングリードシーケンサーと高密度連鎖地図を用いたハネアズキの染色体レベルのゲノム配列を構築することで、突然変異遺伝子のマッピングを実施する環境が整った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19KT0016
- 体系的課題番号 : JP19KT0016