共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年7月 - 2022年3月

Neo-domesticationによるマメ科ストレス耐性作物の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19KT0016
体系的課題番号
JP19KT0016
配分額
(総額)
18,590,000円
(直接経費)
14,300,000円
(間接経費)
4,290,000円

本研究のねらいは、作物にストレス耐性を与えるという従来の発想を逆転させ、野生種に栽培化形質を与えることで新たなストレス耐性作物を開発することである。
今年度、我々はアズキとササゲの難裂莢性に関与する候補遺伝子を同定した論文を採録させた。この栽培化に関与した難裂莢変異は、両作物において同一の転写因子への独立の機能欠損に起因し、人為突然変異やゲノム編集を用いたマメ科野生種の栽培化に利用できると考えられた。
また、ロングリードシーケンサーと高密度連鎖地図を用いたハネアズキの染色体レベルのゲノム配列を構築することで、突然変異遺伝子のマッピングを実施する環境が整った。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19KT0016
ID情報
  • 課題番号 : 19KT0016
  • 体系的課題番号 : JP19KT0016