2020年7月 - 2022年3月
広宿主域・高活性の卵移行リガンドの開発による昆虫のゲノム編集革命の創出
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
本課題では、昆虫のメス成虫へのインジェクションによってゲノム編集を可能とする、革新的なゲノム編集法の開発を目的とした。本課題では、(1)成虫インジェクションには汎用的に用いられる市販のCas9を用いれば良いこと、(2)卵黄形成期を適切に狙って注射することにより、ゲノム編集効率を飛躍的に高めることができること、(3)遺伝子ノックイン個体の作出にも適用できること、などを明らかにした。本課題で開発した新法(Direct Parental CRISPR、DIPA-CRISPR)は、今後の昆虫ゲノムの人為操作を飛躍的に容易にするものと期待される。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K21311
- 体系的課題番号 : JP20K21311
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Insect Biochemistry and Molecular Biology 128 103515-103515 2020年12月 査読有り責任著者
講演・口頭発表等
4-
日本昆虫学会第84回大会・第68回日本応用動物昆虫学会合同大会
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日本昆虫学会第84回大会・第68回日本応用動物昆虫学会合同大会
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日本昆虫学会第84回大会・第68回日本応用動物昆虫学会合同大会 2024年3月28日
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令和6年度 蚕糸・昆虫機能利用学術講演会 日本蚕糸学会第94回大会