共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

(科研費) 唾液分泌概日リズム制御機構の解明および概日リズム唾液検査法の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
19K18953
体系的課題番号
JP19K18953
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

唾液は口腔機能において歯や口腔粘膜の保護、食塊形成、消化吸収、抗菌作用や緩衝作用など重要な機能を有する体液であり、日中に増加し、夜間に減少をするサーカディアンリズムを有する。本研究の目的は顎下腺の末梢時計機構とイオンチャネルに着目し、唾液分泌のサーカディアンリズム形成メカニズムを解明することである。本研究の成果により唾液腺の末梢時計の存在と唾液分泌に関与するイオンチャネルが時計遺伝子により制御を受けていることが示唆された。また、顎下腺細胞株をベースとしたレポーターアッセイ系を構築し、唾液腺の末梢時計リズムに影響を与える因子の検索が可能となった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K18953
ID情報
  • 課題番号 : 19K18953
  • 体系的課題番号 : JP19K18953