1990年
男鹿半島目潟の形成年代
東北地理
- 巻
- 42
- 号
- 3
- 開始ページ
- 161
- 終了ページ
- 167
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5190/tga1948.42.161
- 出版者・発行元
- THE TOHOKU GEOGRAPHICAL ASSOCIATION
秋田県男鹿半島の北西端に位置する一の目潟, 二の目潟, 三の目潟の3つのマールのうち, 一の目潟および三の目潟の形成年代について, マール起源の火山噴出物の層序, 新たに得られた14C年代資料, 姶良Tn火山灰および更新世段丘との層位関係について検討したところ, 次のような結果が得られた。(1) 新たに得られた14C年代資料およびAT火山灰と三の目潟起源の火山噴出物との層位関係からみて, 三の目潟の形成年代は, 約20,000~24,000年前。(2) 更新世の海岸段丘面と一の目潟火山噴出物との層位関係からみて, 一の目潟の形成年代は, 約6万~8万年前。このことから, 目潟の火山活動の期間は, 数万年におよぶと考えられる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5190/tga1948.42.161
- ISSN : 0387-2777
- CiNii Articles ID : 130001074276
- CiNii Books ID : AN00168742