基本情報

所属
早稲田大学 文化構想学部 多元文化論系 助手
学位
修士(文学)(早稲田大学大学院)

J-GLOBAL ID
201901015839138728

G.W.ライプニッツ(1646-1716)は自らのことを「予定調和の説の著者」と呼びました。彼の足元にも及びませんが、私もライプニッツの精神を受け継ぎ、「調和の哲学者」ないし「ととのいの哲学者」になりたいと思っています。より具体的には、「調和」あるいは「ととのう」という概念の歴史、理論、応用について包括的に研究していきたいと思っています。その方法は、様々な学問領域に渡るすでに知られている知識を(それらの妥当性を検討しつつ)組み合わせることによって新たな知識を生み出す結合法的、総合的な手法をとりたいと思っています。この手法を「分析哲学」になぞらえて、「総合哲学」と名付けてみると面白いかもしれません。

上記の構想を見据えつつ、現在のところ実際にやっている研究は、ライプニッツや同時代の思想家たちの生物学的、医学的な思索に関するものです。
ライプニッツは「心身関係の予定調和」、すなわち「心と身体の関係はすでにととのっている」と主張しました。この主張のうちに含まれている「調和」について、まずは身体の側から迫っていこうと思い、身体を扱う生物学、医学的な思想を対象としています。今日では哲学者としての側面が多く知られている「いわゆる哲学者たち」のあまり知られていない思想の足跡を、モノを通じて過去の出来事を復元する考古学、あるいは、DNAの配列等を通じて進化の系統を復元する生物系統学と同じように、今日に残されたモノとしてのテクストを通じてできるだけ当時の文脈に沿った仕方でそのテクストにまつわる過去の出来事、思想を復元するという手法で研究したいと思っています。もちろん、過去の思想を研究しつつ、身体に関する現代の知識もアマチュアながら勉強していきたいと思っています。

委員歴

  2

受賞

  1

論文

  8

MISC

  3

講演・口頭発表等

  16

担当経験のある科目(授業)

  1

所属学協会

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4