2018年4月 - 2021年3月
犬脂肪由来間葉系幹細胞が分泌するエクソソームの免疫調節機能に関する解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
犬の脂肪由来間葉系幹細胞(AT-MSC)から分泌されるエクソソームが免疫調節機能に与える影響を解析することを目的に2019年度は下記の内容について検討した。
①犬AT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析 ②炎症惹起下におけるAT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析
①②については、炎症刺激の違いによるmiRNA発現について、arrayを用いて解析した。
③炎症惹起下におけるAT-MSCから精製したエクソソームが犬の末梢血単核球(PBMC)に与える影響:密度勾配遠心法によって分離したPBMCをエクソソーム存在下で培養し、エクソソームの有無による免疫担当細胞(CD3+, CD4+, CD8+)の発現割合を比較した。発現割合の比較はフローサイトメーターを用いて行い、エクソソームの濃度による発現割合の変化についても解析した。また、昨年度実施した未刺激な状態でのエクソソームがPBMCの発現割合に与える効果と比較検討した。
①犬AT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析 ②炎症惹起下におけるAT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析
①②については、炎症刺激の違いによるmiRNA発現について、arrayを用いて解析した。
③炎症惹起下におけるAT-MSCから精製したエクソソームが犬の末梢血単核球(PBMC)に与える影響:密度勾配遠心法によって分離したPBMCをエクソソーム存在下で培養し、エクソソームの有無による免疫担当細胞(CD3+, CD4+, CD8+)の発現割合を比較した。発現割合の比較はフローサイトメーターを用いて行い、エクソソームの濃度による発現割合の変化についても解析した。また、昨年度実施した未刺激な状態でのエクソソームがPBMCの発現割合に与える効果と比較検討した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 18K06005
- 体系的課題番号 : JP18K06005