共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

犬脂肪由来間葉系幹細胞が分泌するエクソソームの免疫調節機能に関する解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
18K06005
体系的課題番号
JP18K06005
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

犬の脂肪由来間葉系幹細胞(AT-MSC)から分泌されるエクソソームが免疫調節機能に与える影響を解析することを目的に2019年度は下記の内容について検討した。
①犬AT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析 ②炎症惹起下におけるAT-MSCの培養上清から精製したエクソソームに含まれるmiRNAの解析
①②については、炎症刺激の違いによるmiRNA発現について、arrayを用いて解析した。
③炎症惹起下におけるAT-MSCから精製したエクソソームが犬の末梢血単核球(PBMC)に与える影響:密度勾配遠心法によって分離したPBMCをエクソソーム存在下で培養し、エクソソームの有無による免疫担当細胞(CD3+, CD4+, CD8+)の発現割合を比較した。発現割合の比較はフローサイトメーターを用いて行い、エクソソームの濃度による発現割合の変化についても解析した。また、昨年度実施した未刺激な状態でのエクソソームがPBMCの発現割合に与える効果と比較検討した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18K06005/18K06005seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K06005
ID情報
  • 課題番号 : 18K06005
  • 体系的課題番号 : JP18K06005