2012年3月7日
機能的MRIと脳磁図の統合解析を用いた運動透明刺激に誘発される脳活動の検討
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
- ,
- 巻
- 111
- 号
- 482
- 開始ページ
- 113
- 終了ページ
- 118
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
異なる速度または方向に運動するランダムドットパターンを重ねると,透明なRDPの層が別々に運動しているように見える現象は運動透明視として知られている.本研究は運動透明視において,動きから奥行きが知覚される過程の脳内機構を検討するために,運動透明視タスク時の脳磁図とfMRI計測を行った.そしてfMRI-MEG統合解析を用い運動透明視の奥行き順序決定を含む一連の脳活動の動的イメージングを行った.主にV1を含む低次の視覚野や動きや空間の処理に関わるIPS(頭頂間溝)などの背側経路で皮質活動が再構成され,これらの活動は運動透明視の奥行き構造の処理に関わっていることが示唆される.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009546193
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1001320X
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009546193
- CiNii Books ID : AN1001320X
- identifiers.cinii_nr_id : 1000040175336