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2018年11月15日

光ポンピング原子磁気センサを用いた超低磁場MRIの開発―狭帯域SWIFT法による超偏極Xeイメージング―

電子情報通信学会技術研究報告
  • 喜多謹仁
  • ,
  • 笈田武範
  • ,
  • 長谷川直樹
  • ,
  • 小林哲生

118
321(MBE2018 36-49)(Web)
開始ページ
25‐29 (WEB ONLY)
終了ページ
29
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)電子情報通信学会

小型化や維持コストの抑制が期待される超低磁場MRIが近年注目を集めている。しかしながら、超低磁場MRIにはMR信号の強度が小さいという課題が存在する。したがって、信号強度を増大させ、MRイメージングを実現するため、超偏極Xeを計測対象とし、光ポンピング原子磁気センサ(OPAM)によるMR信号計測を行うという手法が考えられる。また、Xeの拡散によるMR信号減衰を抑制するために、SWIFT(sweep imaging with Fourier transformation)法を用いたMR信号の取得が提案されているが、MR-OPAMの計測帯域が狭いため広い周波数掃引が困難となる。本研究では、この課題に対し狭帯域なSWIFT法による超偏極Xeの信号計測を行った。その結果、帯域幅50および100Hzにおいて、MR信号の計測を確認できたが、スイッチングのノイズにより帯域幅が制限されることも分かった。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902217606855061
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • eISSN : 2432-6380
  • 医中誌Web ID : 2020109390
  • J-Global ID : 201902217606855061

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