基本情報

所属
東京国際工科専門職大学 副学長 工科学部長 教授
学位
工学博士(1985年3月 東京大学)

連絡先
tomiyama.tetsuoiput.ac.jp
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-5808-5148
J-GLOBAL ID
201901009097124933
Researcher ID
E-9957-2010
researchmap会員ID
B000375373

現在、東京国際工科専門職大学の副学長、工科学部長、及び情報工学科教授。

現職に就任する以前は、2012年10月から2018年9月までの間、英国クランフィールド大学航空宇宙・輸送・製造学部の製造テーマでライフサイクルエンジニアリングの教授を務め、またその間、同校の製造情報センター長、およびグローバル製品開発・管理プログラム(修士課程)のプログラム・ダイレクターでもあった。

2002年7月から2012年9月まではオランダ・デルフト工科大学機械・造船・材料工学部教授であり、1998年4月から2002年3月までは東京大学人工物工学研究センター知能科学部門教授を歴任。これ以前には、1995年4月から1998年3月まで東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻助教授、1992年4月から1995年3月まで東京大学附属総合試験所助教授、1987年7月から1992年3月まで東京大学工学部精密機械工学科助教授を務めた。1985年7月より1987年6月までは、オランダ数学情報科学センター(Centrum voor Wiskunde en Informatica, CWI)でプロジェクトリーダーを務めた。

2006年7月から2017年3月まで東京大学生産技術研究所客員教授であったほか、2015年4月より京都大学デザインスクール特命教授である。
 
主たる研究活動は、工学設計およびライフサイクル工学のさまざまな研究トピックをカバーしており、設​​計学と設計方法論、機能モデリング、システムアーキテクティング、メンテナンスエンジニアリング、およびサービスエンジニアリングにおいては国際的に有名な専門家である。特に、インテリジェントCAD、自己修復機械、ライフサイクルシミュレーション、サービスCADなどの研究は、学際的な問題を解決するために新しい領域を開拓した先駆的な研究であると評価されている。


冨山教授は200以上の研究論文、編集された本を執筆しており、数々の有名な国際会議に招待された。また1992年から2012年までElsevier Sciencesによって発行された「International Journal on Advanced Engineering Informatics」の編集長を務めたほか、他の多くの国際科学ジャーナルの編集委員も務めている。2012年には王立協会ウォルフソン研究業績賞、2001年1月に日本機械学会設計・システム部門功績賞、1998年には第20回精密工学会賞などを受賞。 
 
現在、CIRP(国際生産工学アカデミー)、ASME(アメリカ機械学会)、JSME(日本機械学会)などのフェローである他、精密工学会、情報処理学会、人工知能学会、AAAI、IEEE、およびDesign Society各会員である。また現在CIRP Scientific Technical Committee Design(STC Dn)の副議長である。数多くの国際会議の役員を務めたが、2017年5月10〜12日に開催された第27回CIRP設計会議では全体議長であった。2013年から2018年には中国西安交通リバプール大学の工業デザイン学科の外部評価員を務めた。
 
冨山教授は、1985年3月、東京大学大学院で精密機械工学博士号(工学博士)を取得したが、博士論文のタイトルは「CAD構成論」であった。 また1982年3月に東京大学で精密機械工学の修士号を、1980年3月に学士号を取得している。
 


論文

  183

MISC

  129

書籍等出版物

  13

講演・口頭発表等

  66

所属学協会

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

学術貢献活動

  1
  • 審査・評価, 査読
    西交利物浦大学 2014年7月 - 2018年7月