2020年10月 - 2021年12月
非営利型民間フリースクールの経営戦略に関する開発的研究
公益財団法人 日本生命財団 児童・少年の健全育成実践的研究助成(1年助成)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 1,000,000円
行政だけで不登校対策を進めることが難しくなる中、かねてよりセーフティネットとしての役割を果たしてきたのが、営利を目的としない民間のフリースクールだと言われている。しかし、財政基盤の脆弱性ゆえ、フリースクールが持続可能な運営体制を構築することは難しく、閉鎖の危機を迎えるケースも少なくない。
そこで本研究は、非営利型民間フリースクールがとりうる経営戦略を抽出し、実装可能なモデルとして提起することを目的に据える。具体的には、1)経営基盤の確立、2)収益構造の転換という大きく二つの視角からモデル化を試みることとし、10 年以上に渡り運営を継続している異なる特徴を備えたフリースクールの比較分析を行う。
研究の特色および期待される成果としては、不登校児童生徒のウェルビーイングを保障する「居場所」の確保という喫緊の社会的課題に、「経営」の観点から実効性のある解決策を提起できる点が挙げられる。
そこで本研究は、非営利型民間フリースクールがとりうる経営戦略を抽出し、実装可能なモデルとして提起することを目的に据える。具体的には、1)経営基盤の確立、2)収益構造の転換という大きく二つの視角からモデル化を試みることとし、10 年以上に渡り運営を継続している異なる特徴を備えたフリースクールの比較分析を行う。
研究の特色および期待される成果としては、不登校児童生徒のウェルビーイングを保障する「居場所」の確保という喫緊の社会的課題に、「経営」の観点から実効性のある解決策を提起できる点が挙げられる。
この研究課題の成果一覧
絞り込み
MISC
4-
日本学習社会学会年報 (19) 12-15 2023年9月 招待有り
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日本教育経営学会紀要 (65) 140-141 2023年6月 招待有り
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日本教育行政学会年報 (48) 196-200 2022年9月 招待有り
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日本教育政策学会年報 (29) 53-66 2022年7月 招待有り
書籍等出版物
2-
晃洋書房 2022年10月
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晃洋書房 2022年10月 (ISBN: 9784771036741)
講演・口頭発表等
7-
日本科学者会議第24回総合学術研究集会 【F1】分科会:社会的ひきこもり・不登校 2022年12月4日 招待有り
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日本学習社会学会第19回大会 課題研究1「子どもの多様な学びを支える新たなアプローチ―個別最適な学びと協働的な学びの可能性―」 2022年9月3日 招待有り
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日本教育行政学会 課題研究Ⅰ「緊急事態に直面する教育行政・教育行政学の課題(2)―新型コロナ禍に見る教育統治・領域間行政―」 2022年8月12日 招待有り
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日本教育経営学会第62回大会 若手研究者のための研究フォーラム 2022年6月3日 招待有り
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心理科学研究会 2022年春の研究集会 2022年4月22日 招待有り
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日本教育学会第80回大会ラウンドテーブルA「非営利型民間フリースクールの『経営』を考える」 2021年8月25日
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日本教育学会第80回大会ラウンドテーブルA「非営利型民間フリースクールの『経営』を考える」 2021年8月25日