2014年11月13日
大腸内視鏡画像診断支援のためのBag-of-Featuresに基づく特徴量変換の高速化に対する考察 (コンピュータシステム)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
- 巻
- 114
- 号
- 302
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 12
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
近年の大腸ガン患者の増加に伴い,大腸ガンの診断において効果的に医師の診断を支援するCAD(Computer-Aided Diagnosis)システムが求められている.本研究では大腸NBI(Narrow Band Imaging)内視鏡画像における局所特徴量から病理タイプを識別し,医師にその情報を提示する大腸NBI拡大内視鏡画像診断支援システムの開発を行っている.特に,Full HD(1920×1080)の内視鏡画像を医師に対してストレスなく処理を行うためには,レイテンシ1sec以内で処理の完了が必要である.そこで,Bag-of-Features(BoF)のアルゴリズムに基づき特徴量をVisual-Word(VW)ヒストグラムに高速に変換するシステムのハードウェア実装を行っている.本稿では,限られたFPGAハードウェアリソースで実装を行うための,ソースの削減と高速化を目指したハードウェア向けのアルゴリズムの改良について述べる.そして複雑な領域を識別するために複数のScan Window(SW)サイズのリアルタイム処理を実現する高速なVWヒストグラム作成方法を提案する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009971673
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013141
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025980331
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009971673
- CiNii Books ID : AN10013141
- identifiers.cinii_nr_id : 1000010333494