2011年5月5日
情報漏洩元の特定を可能とする電子文書管理システムの提案
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 111
- 号
- 30(ICM2011 1-7)
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
情報漏洩対策機能としてユーザを特定可能なIDを電子透かしで文書に埋め込む電子文書管理システムがある.情報漏洩発生時に文書の流出元特定を容易にすることで,情報漏洩を心理的に抑止する.しかし,従来の方式でIDを符号化した場合,異なるIDを持つ文書を比較することによりIDの改竄が可能である.そこで本稿では結託耐性符号で符号化したユーザIDを文書に埋め込む電子文書管理システムを提案する.文書形式として最も広く利用されているOOXML (Office Open XML)形式の文書を対象として,相当量の情報が埋め込み可能な電子透かし手法を示し,ユーザIDの消去を困難にした電子文書管理システムを設計する.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201102276218106590
- CiNii Articles ID : 110008725601
- CiNii Books ID : AA12325711