共同研究・競争的資金等の研究課題

2006年 - 2008年

情動とストレス反応性の脳科学

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))  基盤研究(C)

課題番号
18500203
体系的課題番号
JP18500203
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,230,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
630,000円
資金種別
競争的資金

健常者におけるストレス刺激への反応性を、機能的磁気共鳴画像(fMRI)と脳賦活検査を用いて研究した。顔刺激と不快な音声刺激を組み合わせ、新奇な嫌悪条件づけ課題を作成してfMRI実験を行った。学習に伴う扁桃体の反応が、一過性に上昇することが分かった。この結果は日常的な視覚と聴覚刺激によって、扁桃体を介した嫌悪条件づけが行われることを示している。日本人が日本人の笑顔を見ている時の脳活動を計測し、後部帯状回が同じ人種の表情認知に関わっていることを発表した。その他にMRIによって計測された扁桃体の体積と、気質の1つである損害回避傾向が関連していることを示した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/p/18500203
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18500203
ID情報
  • 課題番号 : 18500203
  • 体系的課題番号 : JP18500203