大島徹也 (Tetsuya Oshima) - マイポータル

基本情報

所属: 多摩美術大学美術学部芸術学科教授 (多摩美術大学美術館館長)

学位: 博士（美術史）(2008年9月ニューヨーク市立大学グラデュエートセンター)

連絡先: t-oshimatamabi.ac.jp
J-GLOBAL ID: 202201018144899510
researchmap会員ID: R000040413

多摩美術大学ウェブサイト：

http://faculty.tamabi.ac.jp/html/ja/100002119.html

研究キーワード

経歴

2024年4月 - 現在

多摩美術大学, 多摩美術大学美術館, 館長
2023年4月 - 現在

多摩美術大学, 美術学部芸術学科, 教授
2019年7月 - 現在

広島大学総合博物館, 客員研究員
2019年4月 - 2023年3月

多摩美術大学, 美術学部芸術学科, 准教授
2015年4月 - 2019年3月

広島大学大学院総合科学研究科, 准教授
2013年4月 - 2015年3月

愛知県美術館, 主任学芸員
2008年4月 - 2013年3月

愛知県美術館, 学芸員

学歴

1999年8月 - 2008年9月

ニューヨーク市立大学グラデュエートセンター, 美術史学科博士課程修了
1997年4月 - 1999年3月

東京大学大学院人文社会系研究科, 基礎文化研究専攻美術史学専門分野修士課程修了
1994年4月 - 1997年3月

東京大学文学部, 歴史文化学科美術史学専修課程卒業

受賞

2012年11月

第7回西洋美術振興財団賞・学術賞, 西洋美術振興財団

大島徹也(単独)
2004年5月

第11回鹿島美術財団賞, 鹿島美術財団

大島徹也(単独)

書籍等出版物

『若い読者のための美術史』（監訳）

シャーロット・マリンズ著/下田明子訳, 大島徹也監修 (担当:監修)

すばる舎 2024年8月
『今、絵画について考える』（共著）

国立新美術館編 (担当:共著, 範囲:大島徹也「抽象の探求ーカンディンスキーとマレーヴィチの“非対象／無対象”の絵画」87-119頁)

水声社 2023年12月
『六人の抽象画家たちー“サイズ”と“スケール”』（編著）

大島徹也 (担当:編者(編著者))

六人の抽象画家たち展実行委員会 2023年10月
『Pictorially yours,』（編著）

大島徹也 (担当:編者(編著者))

Pictorially yours,展実行委員会 2021年11月
『川端実ー満ちゆく絵画』（共著）

大島徹也・尾崎信一郎・沢山遼・依田寿久著/小野冬黄編 (担当:共著)

大塚美術 2020年10月
『山村國晶ーデイリー・ペインティング 2010-2019』（編著）

大島徹也編/大島徹也・弘中正美・山村國晶著 (担当:編者(編著者))

SHUMOKU GALLERY 2019年9月 (ISBN: 9784909573025)
『Norman Lewis: Looking East』（共著）

Tetsuya Oshima and Andrianna Campbell / Halley K. Harrisburg and Matthew Newton, eds. (担当:共著)

New York: Michael Rosenfeld Gallery 2019年 (ISBN: 1930416598)
『西洋近代の都市と芸術7 ニューヨークー錯乱する都市の夢と現実』（共著）

田中正之編 (担当:共著, 範囲:大島徹也「抽象表現主義のニューヨーク」144-171頁)

竹林舎 2017年1月
『The Figurative Pollock』（共著）

Nina Zimmer, ed. / Nina Zimmer, Michael Leja, Tetsuya Oshima et al. (担当:共著)

Munich, London, and New York: Prestel 2016年 (ISBN: 9783791355863)
『ミュージアム・マネージメント学事典』（共著）

日本ミュージアム・マネージメント学会事典編集委員会編 (担当:共著)

学文社 2015年6月
『全国美術館会議東日本大震災文化財レスキュー事業記録集』（共編）

全国美術館会議東日本大震災文化財レスキュー事業記録集分科会・全国美術館会議事務局編 (担当:共編者(共編著者))

全国美術館会議 2015年3月
『「かたち」再考ー開かれた語りのために』（共著）

東京文化財研究所編 (担当:共著)

平凡社 2014年12月
『Jackson Pollock: The Figure of the Fury』（共著）

Sergio Risaliti with Francesca Campana Comparini, eds. / Sergio Risaliti, Francesca Campana Comparini, Tetsuya Oshima et al. (担当:共著)

Florence and Milan: Giunti Arte Mostre Musei 2014年4月 (ISBN: 9788809794818)
『博物館学II 博物館展示論・博物館教育論』（共著）

大堀哲・水嶋英治編著 (担当:共著)

学文社 2012年12月
『博物館学I 博物館概論・博物館資料論』（共著）

大堀哲・水嶋英治編 (担当:共著)

学文社 2012年4月
『Ils ont regardé Matisse: Une réception abstraite, États-Unis / Europe, 1948-1968』（共著）

Éric de Chassey and Émilie Ovaere, eds. / Éric de Chassey, Émilie Ovaere, Tetsuya Oshima et al. (担当:共著)

Le Cateau-Cambrésis, France: Musée départemental Matisse 2009年3月 (ISBN: 9782353400607)
『“Under Each Other’s Spell”: Gutai and New York』（共著）

Ming Tiampo, Tetsuya Oshima, and David Kaplan (担当:共著)

Stony Brook, N.Y.: Stony Brook Foundation 2009年 (ISBN: 9781615845484)
『美の20世紀⑮ーポロック』（共訳）

ドナルド・ウィガル著/山梨俊夫監訳,大島徹也訳 (担当:共訳)

二玄社 2008年4月
『絵画の制作学』（共著）

藤枝晃雄・谷川渥・小澤基弘編 (担当:共著)

日本文教出版 2007年10月
『グリーンバーグ批評選集』（共訳）

クレメント・グリーンバーグ著/藤枝晃雄編訳/上田高弘・大島徹也・川田都樹子・高藤武允訳 (担当:共訳)

勁草書房 2005年4月

論文

「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part 5ー9丁目展（1951年）」

大島徹也

『Studio 138』5号（89-119頁） 2025年3月
16

「抽象表現主義絵画におけるフレームと空間」

大島徹也

『藝術研究』37号（19-33頁） 2024年8月
「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part 4ーザ・クラブ（1949～63年頃）」

大島徹也

『Studio 138』4号（74-103頁） 2024年3月
「抽象表現主義の登場と展開ーヨーロッパとアメリカ、両方の視点から」

大島徹也

『ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開ーセザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』新畑泰秀・島本英明編、アーティゾン美術館（216-225頁） 2023年6月
「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part 3ー“怒れる者たち”（1950年）」

大島徹也

『Studio 138』3号（74-101頁） 2023年3月
「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part 2ースタジオ35（1949～50年）」

大島徹也

『Studio 138』2号（75-107頁） 2022年3月
「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part 1ー〈芸術家の主題〉校（1948～49年）」

大島徹也

『Studio 138』1号（73-99頁） 2021年3月
4

「人間の惨めさを描く画家ーピカソの初期の芸術について」

大島徹也

『公益財団法人吉野石膏美術振興財団調査研究報告書』3号（23-39頁） 2020年12月
7

「抽象表現主義絵画における感情の表現ーロスコ、ニューマン、スティルを中心に」

大島徹也

『藝術研究』31号（1-18頁） 2018年7月査読有り
7

「抽象表現主義の絵画における文字性の問題」

大島徹也

『鹿島美術研究』年報第34号別冊（447-462頁） 2017年11月
「ピカソ、天才の秘密ーその絵画表現の彫刻性をめぐって」

大島徹也

『ピカソ、天才の秘密』愛知県美術館他編、中日新聞社（134-146頁） 2016年1月
「バーネット・ニューマンの〈十字架の道行き〉」

大島徹也

『バーネット・ニューマン：十字架の道行きーレマ・サバクタニ』MIHO MUSEUM編、大島徹也監修、MIHO MUSEUM（24-32頁） 2015年3月
「1980年代の日本の抽象絵画」

大島徹也

『美術フォーラム21』30号（103-108頁） 2014年11月査読有り
「ジャクソン・ポロックー「線ならぬ線」の芸術」

大島徹也

『愛知県美術館研究紀要』20号（53-66頁） 2014年3月
「形式のポリフォニーージャクソン・ポロックのポード絵画」

大島徹也

『生誕100年ジャクソン・ポロック展』愛知県美術館他編、読売新聞東京本社（16-20頁） 2011年11月
「ジャクソン・ポロックと具体美術協会」

大島徹也

『生誕100年ジャクソン・ポロック展』愛知県美術館他編、読売新聞東京本社（158-164頁） 2011年11月
「ジャクソン・ポロックーオールオーヴァーのポード絵画の成立過程」

大島徹也

『愛知県美術館研究紀要』17号（23-50頁） 2011年3月
「カンディンスキーの抽象絵画ーキュビスムをめぐって」

大島徹也

『レンバッハハウス美術館所蔵カンディンスキーと青騎士』三菱一号館美術館他編、東京新聞（163-167頁） 2010年11月
「リー・クラズナーー1953-55年のコラージュ」

大島徹也

『愛知県美術館研究紀要』16号（41-49頁） 2010年3月
「ポロックとデ・クーニングーそのライバル関係と相互影響」

大島徹也

『愛知県美術館研究紀要』15号（35-56頁） 2009年3月

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MISC

「前田信明―絶対の探求」

大島徹也

『前田信明―浸透する色彩』（2頁） 2025年4月
「審査講評」

大島徹也

『FACE展2025』SOMPO美術館（武笠由以子）編（6-7頁） 2025年2月
「DIC川村記念美術館の適正な存続をお願いする要望書と署名活動について―報告と私見」

大島徹也

『ZENBI』27号（F-05－F-10頁） 2025年2月1日
6

「第11回ヒロシマ賞受賞記念アルフレド・ジャー展」

大島徹也

『美術ひろしま33』（58-59頁） 2025年1月
「限らない世界―今井祝雄の芸術について」

大島徹也

『コメット通信』51号／2024年10月号（9-11頁） 2024年10月31日
「木村剛士―破壊されるべき彫刻／破壊できない彫刻」

大島徹也

『木村剛士 Deaf Voice―時間に耐えたくない』（2-3頁） 2024年7月
「絹谷幸太の彫刻」

大島徹也

『絹谷幸太展―宇宙からのまなざし』（4-5頁） 2024年5月
「スタジオ35 での芸術家討論会 ― 三日目（1950 年4 月23 日）後半」（翻訳）

ロバート・グッドナフ編、大島徹也訳

『Studio 138』4号（104-111頁） 2024年3月
「審査講評」

大島徹也

『FACE展2024』SOMPO美術館（朝倉南）編（5頁） 2024年2月
「佐藤克久―おもてうら ecafrus / surface」

大島徹也

『佐藤克久―うらおもて』佐藤克久編著（16-19頁） 2023年6月
「中上清―光の絵画」

大島徹也

『中上清展―光の絵画』（DM裏面） 2023年5月
「スタジオ35 での芸術家討論会 ― 三日目（1950 年4 月23 日）前半」（翻訳）

ロバート・グッドナフ編、大島徹也訳

『Studio 138』3号（102-112頁） 2023年3月
「審査講評」

大島徹也

『FACE展2023』SOMPO美術館（五十嵐卓）編（6頁） 2023年2月
「松田豊美―The very thing」

大島徹也

『松田豊美展』（DM裏面） 2022年10月
「柴田知佳子の〈Be〉―場における絵画の存在をめぐって」

大島徹也

『柴田知佳子展』（1頁） 2022年8月
「和田直祐の新作」

大島徹也

『和田直祐―Pathway』（18-19頁） 2022年4月
「スタジオ35 での芸術家討論会 ― 二日目（1950 年4 月22 日）」（翻訳）

ロバート・グッドナフ編、大島徹也訳

『Studio 138』2号（108-117頁） 2022年3月
「門田光雅の絵画」

大島徹也

『門田光雅―Imaginary』（22-24頁） 2022年3月
「審査講評」

大島徹也

『FACE展2022』SOMPO美術館（五十嵐卓）編（5頁） 2022年2月
「武藤江美奈―about:blank」

大島徹也

『REAR』47号（80-81頁） 2021年10月

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講演・口頭発表等

［研究発表］「白髪一雄の国際的評価について―アメリカを中心に」

大島徹也

「生誕100年白髪一雄」展記念シンポジウム「SHIRAGAを語る」 2024年8月12日
［研究発表］「戦後アメリカ美術におけるピカソ―ポロック、抽象表現主義とその周辺」

大島徹也

ピカソ芸術研究会 2024年4月7日
［研究発表］「抽象表現主義絵画におけるフレームと空間」

大島徹也

広島芸術学会第37回大会シンポジウム「リ/フレーミング―美術における「フレーム」の再考」 2023年8月19日
［講演］「抽象表現主義とは何だったのか？」

大島徹也

アーティゾン美術館土曜講座 2023年7月15日
［講演］「抽象の探求―カンディンスキーとマレーヴィチの“非対象／無対象”の絵画」

大島徹也

国立新美術館連続講座「今、絵画について考える」第3回 2022年8月7日
［研究発表］「抽象表現主義芸術と感情―ロスコ、ニューマン、スティルを中心に」

大島徹也

美学会第68回全国大会シンポジウム「芸術と感情」 2017年10月8日
［講演］「ピカソのキュビスム―欧米における伝播と展開」

大島徹也

鳥取県立博物館「日本におけるキュビスムーピカソ・インパクト」展特別講演会 2016年10月15日
［講演］「バーネット・ニューマンの〈十字架の道行き〉」

大島徹也

MIHO MUSEUM 「バーネット・ニューマン：十字架の道行き―レマ・サバクタニ」展講演会 2015年4月25日
［講演］「デ・クーニングと戦後アメリカ美術」

大島徹也

ブリヂストン美術館土曜講座 2014年11月22日
［研究発表］「ポロックをポロックとして見る―ジャクソン・ポロックのオールオーヴァーのポード絵画」

大島徹也

東京文化財研究所第37回文化財の保存及び修復に関する国際研究集会「『かたち』再考―開かれた語りのために」 2014年1月11日
［研究発表］「Jackson Pollock: Art of Line as Non-Line」

Tetsuya Oshima

International Conference: SEN, On Lines and Non-Lines 2013年9月21日 Marzia Faietti and Gerhard Wolf in collaboration with Shigetoshi Osano
［講演］「ジャクソン・ポロックと現代美術の展開」

大島徹也

岡崎市美術博物館ミュージアム講座 2012年9月21日
［講演］「戦後アメリカ美術における「抽象と形態」―ジャクソン・ポロック、抽象表現主義、カラーフィールド・ペインティングをめぐって」

大島徹也

DIC川村記念美術館「抽象と形態：何処までも顕れないもの」展講演会 2012年3月18日
［研究発表］「ジャクソン・ポロックのカット・アウト・シリーズ」

大島徹也

鹿島美術財団研究発表会 2004年5月14日

主要な所属学協会

- 現在

美術史学会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

もう一つの抽象表現主義史―抽象表現主義者たちの自主的集団活動についての考察

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2018年4月 - 2025年3月

大島徹也