講演・口頭発表等

福島第一原子力発電所事故により発生したガレキ,汚染水に対する放射化学分析,1; $\gamma$線放出核種, H-3, C-14, Sr-90の分析

日本原子力学会2013年秋の大会
  • 亀尾 裕
  • ,
  • 田中 究
  • ,
  • 小澤 麻由美
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  • 佐藤 賢二
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  • 吽野 俊道
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  • 君山 和宏
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  • 関 周平
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  • 星 亜紀子

開催年月日
2013年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
八戸
国・地域
日本

福島第一原子力発電所の事故では、原子炉施設の損壊により放射性核種を含む汚染水やガレキ等が放射性廃棄物として多量に発生した。これらの廃棄物に対する処理・処分方策を検討するためには、その中に含まれる放射性核種の種類と放射能濃度を詳細に把握することが必要となるため、発電所敷地内において試料採取を行うとともに、原子力科学研究所の分析施設に試料を輸送し、詳細な放射能分析を実施している。これらの廃棄物試料には、Cs-137等の核分裂生成物(FP核種)が高濃度で含まれているため、その中に微量含まれるC-14やCo-60などの検出は極めて難しい。本検討では、FP核種の効率的な除去方法を組合せた分析フローを構築し、ガレキ,滞留水等への適用性を確認するとともに、処理処分方策の検討に必要となる放射能データを取得した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041564