藤井陽一

J-GLOBALへ         更新日: 17/12/03 16:51
 
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研究者氏名
藤井陽一
所属
西南学院大学
職名
博士研究員
学位
博士(法学)(西南学院大学)

プロフィール

後期ソヴィエト人文・社会科学史、及び、外交史が専門。特に「体制内異論派」の中の「新西欧派」、「プラハ派」の思想研究に専念してきました。2015年からはソヴィエト生命倫理学史を主に研究しています。

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
西南学院大学 博士研究員
 

学歴

 
2005年4月
 - 
2008年3月
西南学院大学大学院 法学研究科 
 

論文

 
   2013年7月   [査読有り]
ソヴィエト生命倫理学の形成と新優生学論
藤井陽一
ロシア・東欧研究   (44) 70-86   2016年3月   [査読有り]
ソ連では1930年代以降優生学は禁止され、遺伝学も弾圧されていたが、1950年代後半以降回復傾向にあった遺伝学は、1964年10月のフルシチョフ首相解任とトロフィム・ルイセンコ失脚により再興し、それに伴い優生学も復活した。
1970年に生物哲学者のイワン・フロロフが編集長を務める『哲学の諸問題』誌主催の円卓会議では、哲学や倫理学の他に胎生学や遺伝学、人口統計学等、学際的な専門家達による遺伝子工学や優生学についての多角的な討議が行われ、これがソ連での生命倫理学の出発点となった。
フロロフや優...

書籍等出版物

 
全人類的価値体系における地球規模の生命倫理
藤井陽一 (担当:共著, 範囲:人文科学)
URSS   2017年10月   ISBN:978-5-9710-4896-1
2016年に露科学アカデミー哲学研究所で「人間研究所:その理念と現実」という題目で第16回フロロフ記念研究報告会が開催された。故イワン・フロロフは生物学哲学者としてソ連での生命倫理学形成に貢献する傍らで、ユネスコの「人間と生物圏」企画に従事した。彼を含むソヴィエト西欧派は、核時代では人類を含む生物圏全体の存続が全人類的価値であり、最優先されるべきだという認識を1960年代以降次第に共有する様になっていった。

講演・口頭発表等

 
ロシア国家生命倫理委員会(РНКБ)発足(1992)までの経緯
藤井陽一
ロシア・東欧学会年次研究大会   2015年11月   
フルシチョフ憲法草案(1962-64)起草の背景と過程
藤井陽一
ロシア・東欧学会年次研究大会   2013年10月   
ポスト・スターリン期における意識論の展開と世代
藤井陽一
ロシア・東欧学会年次研究大会   2011年10月   
現代ロシアにおけるヒューマニズム運動の展開について
藤井陽一
ロシア・東欧学会年次研究大会   2009年10月   

担当経験のある科目