外田 智千
ホカダ トモカズ (Tomokazu Hokada)
更新日: 12/09
基本情報
- 所属
- 国立極地研究所 先端研究推進系 地圏研究グループ 教授 (極域科学資源センター長)
- 総合研究大学院大学 先端学術院 極域科学コース 教授
- 九州大学 大学院 比較社会文化研究院/地球社会統合科学府 極域地圏環境講座(連携講座) 客員教授
- 学位
-
博士(理学)(1999年9月 総合研究大学院大学(総研大))修士(理学)(1996年3月 京都大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901040682741112
- researchmap会員ID
- 5000082391
研究課題と活動状況: 天然物質科学をベースとした様々なテーマの研究・共同研究に取り組んでいます。特に、これまで南極、インド、アフリカ、国内外の地質学・岩石学・地球化学・地球年代学にかかる研究をおこない、現在進めている具体的な研究テーマとしては、(1)深部地殻での高温~超高温変成作用、流体活動、および、地殻溶融プロセスの研究。(2)高温変成岩・火成岩中の副成分鉱物の挙動と年代論と地球化学とのリンク、(3)原生代~古生代にかけての南極を中心とするゴンドワナ大陸の形成発達史の研究、(4)太古代(始生代)の地殻形成発達を中心とした地球の環境変遷史の研究、等があります。極域観測歴: 南極域:第38次南極地域観測隊(夏隊同行者)(1996-1997)、第39次南極地域観測隊(夏隊同行者)(1997-1998)、オーストラリア南極観測隊(2006-2007)、第49次南極地域観測隊・夏隊(2007-2008)、第57次南極地域観測隊・夏隊(2015-2016)、第58次南極地域観測隊・夏隊(2016-2017)、第65次南極地域観測隊・夏隊(2023-2024)
研究キーワード
4研究分野
1経歴
6-
2020年4月 - 現在
-
2008年4月 - 2020年3月
-
2007年4月 - 2008年3月
-
2003年1月 - 2007年3月
-
2001年4月 - 2002年12月
-
1999年10月 - 2001年3月
学歴
3-
- 1999年
-
- 1996年
-
- 1994年
委員歴
9-
2021年3月 - 現在
-
2020年 - 現在
-
2018年2月 - 現在
-
2015年 - 現在
-
2013年9月 - 現在
-
2007年 - 現在
-
2006年 - 2013年
-
2008年 - 2010年
-
2004年 - 2006年
受賞
2-
2010年
-
1996年
論文
121-
Antarctic Records 68 36-87 2024年10月 査読有り
-
Mineralogy and Petrology 118(3) 367-386 2024年6月19日
-
Tectonophysics 877 230293-230293 2024年4月
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 2023年5月 査読有り
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 2023年
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 118(ANTARCTICA) n/a-n/a 2023年
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 118(ANTARCTICA) n/a-n/a 2023年
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 118(ANTARCTICA) n/a-n/a 2023年
-
American Journal of Science 322(2) 108-163 2022年2月 査読有り
-
Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 117(1) 1-12 2022年 査読有り
-
Gondwana Research 105 243-261 2021年9月 査読有り
-
地質学雑誌 127(8) 447-459 2021年8月15日 査読有り
-
Gondwana Research 96 163-204 2021年4月 査読有り
-
Gondwana Research 90 47-62 2021年2月 査読有り
-
Island Arc in press 2021年 査読有り
-
Minerals in press(11) 943-943 2020年 査読有り
MISC
24-
Antarctic Record 61(1) 11-56 2017年
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南極資料 61 11-56 2017年 査読有り筆頭著者責任著者
-
南極資料 60 73-116 2016年 査読有り
-
地質学雑誌 121(12) VII-VIII 2015年 査読有り
-
Science reports of Niigata University. (Geology) 29 56-57 2014年10月
-
Science reports of Niigata University. (Geology) 29 62-63 2014年10月
-
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 25 27-29 2014年3月
-
Science Reports of Niigata University. Geology (29 Supplement) 2014年
-
フィッション・トラックニュースレター (26) 29-31 2013年9月
-
フィッション・トラック ニュースレター 2013年
-
南極資料 = Antarctic Record 52(2) 291-398 2008年7月30日
-
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 17 22-27 2006年3月
書籍等出版物
6-
海文堂出版 2024年3月 (ISBN: 9784303562304)
-
平凡社 2024年3月
-
丸善 2005年3月 (ISBN: 4621073958)
-
National Institute of Polar Research 2004年
-
National Institute of Polar Research 2001年
-
National Institute of Polar Research 2000年
講演・口頭発表等
127-
日本地質学会学術大会(Web) 2021年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2021年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2020年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2020年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2020年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2019年
-
日本鉱物科学会年会講演要旨(Web) 2019年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2019年
-
日本地質学会学術大会講演要旨 2019年
-
日本地質学会学術大会講演要旨 2019年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2018年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2018年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2018年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2018年
-
日本地質学会学術大会講演要旨 2017年
-
極域科学シンポジウム(Web) 2017年
-
日本地球惑星科学連合大会予稿集(Web) 2017年
-
日本地球化学会年会要旨集 2017年 一般社団法人日本地球化学会
-
日本地球化学会年会要旨集 2017年 一般社団法人日本地球化学会
-
Japan Geoscience Union Meeting 2016 2016年5月25日
担当経験のある科目(授業)
13所属学協会
3共同研究・競争的資金等の研究課題
30-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B) 2021年4月 - 2025年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2023年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2016年4月 - 2021年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2015年4月 - 2020年3月
-
日本学術振興会 科学研究費補助金・基盤研究(B) 2017年 - 2020年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2016年4月 - 2019年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2015年4月 - 2018年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2015年4月 - 2018年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2013年4月 - 2018年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2013年4月 - 2017年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2013年4月 - 2017年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2011年4月 - 2015年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2010年4月 - 2015年3月
-
日本学術振興会 二国間交流事業共同研究(日本-インド) 2013年 - 2015年
-
科学研究費補助金・基盤研究(B) 2013年 - 2015年
-
日本学術振興会 二国間交流事業オープンパートナーシップセミナー(日本-オーストラリア) 2014年 - 2014年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2011年 - 2013年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2011年 - 2013年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2010年 - 2012年
その他
1-
放射年代測定のターゲットである岩石中の副次鉱物の挙動を明らかにするために、その共生関係、鉱物組織、化学組成の解析をすすめてきた。南極産超高温変成岩試料を用いたジルコンとモナザイトのU-Pb年代測定データと共存するザクロ石との間の元素分配の解析によって、高温変成作用における副次鉱物の化学的特徴ならびに年代測定で得られた年代値と地質イベントとの対応関係への理解が進展した。また、南極、南アフリカ、スリランカでの野外地質調査で採集した岩石試料の解析、ならびに、国内外の研究者との様々な地域の変成岩・火成岩試料を用いた共同研究によって、高温変成作用と岩石の融解プロセスならびに放射年代測定とを組み合わせた研究を今後も継続していく。2007年からは、南極セールロンダーネ山地をターゲットとして、ドロンイングモードランドにおける火成・変成プロセスの解明を目指した研究をおこなっている。2010年からは、南極との連続性も視野に入れながら、始生代の地殻進化プロセスの解明を目的にインド南部の始生代ダールワール岩体の地質・変成・年代研究をおこなっている。
社会貢献活動
10