講演・口頭発表等

1984年9月

セルラ・アレイ・プロセッサCAPにおける大規模画像処理アルゴリズム

情報処理学会第29回(昭和59年後期)全国大会、3B-2
  • 磯西 徹明
  • ,
  • 宮田 裕行
  • ,
  • 菅 隆志
  • ,
  • 岩瀬 正

記述言語
会議種別
口頭発表(一般)

筆者らは、画像処理を高速に行う事を主目的にし、プロセッサを二次元格子状に多数配置したセルラ・アレイ・プロセッサCAPを開発している。このプロセッサで採用しているセルラアレイ方式は、ビット演算を基本としたプロセッサを多数、2次元配列した構造を持つため、画素単位処理、近傍処理の画像処理に向いているが、大局処理や追跡型・伝搬型処理の画像処理に対しては並列処理を効果的に活用でき難いという課題があった。本稿では、大規模画像を対象として、画像処理の実行形態について分類し、これらに対するCAP向き並列処理アルゴリズム及び大規模画像の分割方法について検討したので、その成果を報告する。