基本情報

所属
宮城学院女子大学 教育学部教育学科 准教授
学位
修士(教育学)(筑波大学)

研究者番号
50735256
J-GLOBAL ID
201401092617151600
researchmap会員ID
B000236599

 現在の研究目的は,幼保小接続期において,生物学的思考に関する自然的概念変化がどのようにして促進されるかを明らかにするために,①幼児が日常生活での経験を通じて獲得する生物学的思考(素朴生物)と,②児童が学習によって獲得する生物学的思考(学校生物)を実証的に分析し,③素朴生物と学校生物の円滑な接続によって生じる児童の変容を解明することです。そして,素朴生物と学校生物の相互作用に関する理論的考察によって,幼保小接続期における小学校教師の生物分野の実践的な教授法を構築・提示したいと考えています。本研究により,学校種を越えた幼児・児童の資質・能力をつなぐカリキュラムの編成・実施が可能となり,ひいては,幼保小接続期の教育の質的向上が期待できます。
 私は福島大学を卒業後、県立高校の理科教員として21年間勤務しました。また、高校教員の傍ら、筑波大学大学院(修士課程)で教育を目的とした遺伝子組換え実験に関する研究、同(博士課程)で幼児の生物概念に関する研究を行いました。2014年4月より郡山女子大学短期大学部幼児教育学科、2020年4月より宮城学院女子大学教育学部教育学科幼児教育専攻の教員として、学生の指導にあたっています。


受賞

  2

論文

  32

MISC

  26

書籍等出版物

  11

講演・口頭発表等

  47

共同研究・競争的資金等の研究課題

  20

社会貢献活動

  7