2024年5月
福島第一原子力発電所処理水放流用プラスチックシンチレータを用いたトリチウムモニターに関する研究
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 61
- 号
- 5
- 開始ページ
- 693
- 終了ページ
- 702
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00223131.2023.2258880
主な放射性物質を除去した「処理水」にはトリチウムが含まれており、日本のステークホルダーからはどのように処理するかが議論されている。施設内の処理水の量は限界に達しており、日本政府は、2023年度(年度:年度)までに海に放流することを決定した。本研究では、福島第一原子力発電所(FDNPS)のトリチウム水放出用のシンプルで実用的なトリチウムモニターを開発した。シンプルで実用的なトリチウムモニターは、薄いプラスチックシンチレーターシートに基づくFDNPSトリチウム水放出用に開発された。開発されたデバイスは、標準的なトリチウム溶液と最小検出可能活性を計算する方法を使用して較正された。厚さ0.25mmのシンチレータ15個を0.26Lのフローセルに配置して、サンプル水を供給し、3,200mm$^{2}$の有効表面積を得ることができる。完全な水でのトリチウム水の効率は0.000035cpsBq$^{-1}$である。単純なシールド条件下で検出可能な最小活性は7,800BqL$^{-1}$であった(測定時間は3,600秒であった)。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1080/00223131.2023.2258880
- ISSN : 0022-3131