MISC

2013年7月

東海再処理施設における将来の核セキュリティのためのプロセスモニタリングデータ活用に関する提案

Proceedings of INMM 54th Annual Meeting (CD-ROM)
  • 清水 靖之
  • ,
  • 山崎 勝幸
  • ,
  • 木村 隆志
  • ,
  • 遠藤 雄二
  • ,
  • 中村 仁宣

開始ページ
7
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

IAEAからの核セキュリティにかかる提案(INFCIRC225/rev.5)に述べられている計量管理を除くほとんどの要件が、2012年3月に再処理事業規則に取り入れられた。このため、東海再処理施設では、その再処理事業規則に基づく要件を満足させるため、ハードやソフト対応を2年以内に完了させる予定である。東海再処理施設では、再処理事業規則に基づく強化措置とは別に、施設の安全管理を目的とした工程監視データを核セキュリティにも利用することでより有効でかつ効率的な核セキュリティを確立するのに役立つと考えている。運転状態を確認するため、異常な変動を含む工程監視データを連続的に観察していることから、このデータは、工程監視のみならず妨害破壊行為や不法移転のリスクの検知に活用できると考えられる。本発表では、将来に向け、施設者の観点から、核物質防護と工程監視データを融合させ、より有効かつ効率的な核セキュリティの手法を提案するものである。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041632

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