MISC

2019年12月

ABRとVEMPにおけるヘッドホン特性の与える影響

Audiology Japan
  • 朝倉 信之介
  • ,
  • 鴨頭 輝
  • ,
  • 石本 晋一
  • ,
  • 山岨 達也

62
6
開始ページ
632
終了ページ
638
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本聴覚医学会

日本光電工業社製の誘発電位測定装置に附属するヘッドホンは、IEC 60318-3準拠品(以下旧型機)であったが、2012年以降、IEC 60318-1準拠品(以下新型機)に変更された。これら新旧のヘッドホンは、使用上明らかな音の差が見られた。そこで、周波数応答の差異やABR、VEMPの検査結果への影響に関して調査を行った。ABRについては、旧型機及び新型機における潜時を比較した。VEMPについては、cVEMP及びoVEMPの振幅を比較した。周波数特性は1kHz以下において、新型機の方が感度は高く、歪率は、100Hzから3kHzにおいて、新型機の方が大きく、過渡特性は旧型機の方が良好であった。ABRのI波の潜時は500Hzにおいてのみ有意差を認めた。VEMPの振幅は、新型機の方が有意に小さかった。0.1msクリックのABRにおいては、性能差異を考慮する必要性は無い。しかしVEMPにおいては、新型機での音刺激は不十分で、旧型機のヘッドホンを継続使用するか、耳挿入型の使用を検討するのが望ましいと考えられた。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J00125&link_issn=&doc_id=20200115550005&doc_link_id=130007795196&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F130007795196&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J00125&link_issn=&doc_id=20200115550005&doc_link_id=%2Fdm7audio%2F2019%2F006206%2F005%2F0632-0638%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fdm7audio%2F2019%2F006206%2F005%2F0632-0638%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J00125&link_issn=&doc_id=20200115550005&doc_link_id=10.4295%2Faudiology.62.632&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.4295%2Faudiology.62.632&type=J-STAGE&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00007_3.gif

エクスポート
BibTeX RIS