MISC

2008年

フランス中央山塊マントル捕獲岩のSr-Nd同位体・岩石学的特徴

日本地球化学会年会要旨集
  • 芳川 雅子
  • ,
  • 川本 竜彦
  • ,
  • 山本 順司

55
0
開始ページ
80
終了ページ
80
DOI
10.14862/geochemproc.55.0.80.0
出版者・発行元
一般社団法人日本地球化学会

我々はフランス中央山塊の3火山(Mont Briancon・ Ray Pic・Puy Beaunit)から採取したマントル捕獲岩の鉱物主成分元素組成、鉱物中に含まれる二酸化炭素包有物のラマンスペクトル、および単斜輝石のSr-Nd同位体組成を求めた。その結果、中央山塊南部から北部へと捕獲岩の由来深度は浅くなり、より部分溶融度が高くなることがわかった。さらに、北部の捕獲岩の方がより肥沃した同位体組成を示し、下部地殻成分やK2Oや水に富む流体との混合を示すことがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14862/geochemproc.55.0.80.0
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005053738
ID情報
  • DOI : 10.14862/geochemproc.55.0.80.0
  • CiNii Articles ID : 130005053738
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000283905514

エクスポート
BibTeX RIS